『ソムリエール』第13巻では、V・Bの存続、プロ野球選手の引退、父と娘の思い、白ワインをめぐる接待、盗まれた高級ワイン、そして「自由」をめぐるワインなどが描かれます。
第13巻は、カナがV・Bという店を通して、客の人生や悩みに深く関わっていく巻です。
登場するワインは、シャンパーニュ、アルザス、カリフォルニア、ボルドー、ブルゴーニュ、ニュージーランド、ハンガリーなど幅広く、特に熟成ワインや希少ワインが目立ちます。
この記事では、『ソムリエール』第13巻に登場した主なワインを一覧で整理し、それぞれの特徴や登場シーンをわかりやすく紹介します。
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『ソムリエール』第13巻に登場した主なワイン一覧
| ワイン名 | ヴィンテージ | 生産者 | 産地 | 種類 |
|---|---|---|---|---|
| メニル・トラディション | 1990 | アラン・ロベール | フランス・シャンパーニュ | 泡・白 |
| クロ・サン・テューヌ | 1990 | トリンバック | フランス・アルザス | 白 |
| コンティニュアム | 2005 | コンティニュアム・エステート | アメリカ・カリフォルニア | 赤 |
| シャトー・ムートン・ロートシルト | 1990 | シャトー・ムートン・ロートシルト | フランス・ボルドー | 赤 |
| シャトー・ソシアンド・マレ | 1990 | シャトー・ソシアンド・マレ | フランス・ボルドー | 赤 |
| フーバー・ゼクト・ブリュット | 不明 | ベルンハルト・フーバー | ドイツ・バーデン | 泡・白 |
| ブルゴーニュ・ピノ・ファン・キュヴェ・ボヌール | 2007 | パスカル・ラショー | フランス・ブルゴーニュ | 赤 |
| コルトン・シャルルマーニュ | 2006 | ボノー・デュ・マルトレ | フランス・ブルゴーニュ | 白 |
| コルトン・クロ・デュ・ロワ | 1990 | シャンドン・ド・ブリアーユ | フランス・ブルゴーニュ | 赤 |
| ミュジニー | 1996 | ドメーヌ・ジョルジュ・ルーミエ | フランス・ブルゴーニュ | 赤 |
| ヴォーヌ・ロマネ・クロ・パラントゥ 1er | 1985 | アンリ・ジャイエ | フランス・ブルゴーニュ | 赤 |
| ラ・ターシュ | 1990 | DRC | フランス・ブルゴーニュ | 赤 |
| フォーリン・エンジェル・ピノ・ノワール | 2008 | ストーニーリッジ | ニュージーランド | 赤 |
| トカイ・アスー・3プットニョシュ | 1999 | ボデガス・オレムス | ハンガリー・トカイ | 甘口・白 |
『ソムリエール』第13巻に登場した主なワイン詳細
メニル・トラディション 1990|アラン・ロベール
メニル・トラディションは、シャンパーニュの生産者アラン・ロベールが造るワインです。
ル・メニル・シュール・オジェは、シャルドネの名産地として知られる村です。熟成したシャンパーニュは、細やかな泡、ナッツやブリオッシュのような香り、長い余韻を楽しめます。
メニル・トラディション 1990|アラン・ロベール
同じ銘柄・別ヴィンテージを含む商品が表示される場合があります。
クロ・サン・テューヌ 1990|トリンバック
クロ・サン・テューヌは、アルザス最高峰のリースリングとして知られる白ワインです。
トリンバックが手がける特別な畑のワインで、強いミネラル感、美しい酸、熟成による複雑な香りを持ちます。アルザスのリースリングの中でも、別格の存在として扱われることが多いワインです。
クロ・サン・テューヌ 1990|トリンバック
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コンティニュアム 2005|コンティニュアム・エステート
コンティニュアムは、カリフォルニアの高級赤ワインです。
ロバート・モンダヴィの系譜を受け継ぐワインとして知られ、カベルネ・ソーヴィニヨンを中心としたボルドーブレンドのスタイルで造られます。濃厚な果実味と、カリフォルニアらしい力強さを備えたワインです。
コンティニュアム 2005|コンティニュアム・エステート
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シャトー・ムートン・ロートシルト 1990
シャトー・ムートン・ロートシルトは、ボルドー五大シャトーのひとつです。
ポイヤック村を代表する赤ワインで、カベルネ・ソーヴィニヨン主体の力強さ、華やかな香り、長期熟成力を持ちます。
シャトー・ムートン・ロートシルト 1990
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シャトー・ソシアンド・マレ 1990
シャトー・ソシアンド・マレは、フランス・ボルドー地方オー・メドックの赤ワインです。
格付けシャトーではありませんが、品質の高さで知られ、しっかりとした骨格と熟成力を持つ実力派のワインです。
シャトー・ソシアンド・マレ 1990
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フーバー・ゼクト・ブリュット|ベルンハルト・フーバー
ベルンハルト・フーバーは、ドイツ・バーデンの生産者です。
ピノ・ノワールで高く評価される造り手ですが、ゼクトと呼ばれるドイツのスパークリングワインも造っています。ブリュットは辛口を意味し、乾杯にも向く一本です。
フーバー・ゼクト・ブリュット|ベルンハルト・フーバー
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ブルゴーニュ・ピノ・ファン・キュヴェ・ボヌール 2007|パスカル・ラショー
キュヴェ・ボヌールは、パスカル・ラショーが造るブルゴーニュの赤ワインです。
ピノ・ファンは、ピノ・ノワールの古い系統を指す言葉として使われることがあり、繊細で香り高い赤ワインを生みます。「ボヌール」は幸福を意味し、名前も印象的です。
ブルゴーニュ・ピノ・ファン・キュヴェ・ボヌール 2007|パスカル・ラショー
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コルトン・シャルルマーニュ 2006|ボノー・デュ・マルトレ
コルトン・シャルルマーニュは、ブルゴーニュを代表する白ワインの特級畑です。
ボノー・デュ・マルトレは、コルトン・シャルルマーニュを語るうえで欠かせない名門生産者です。力強いミネラル感、厚みのある果実味、長い余韻を持つ白ワインです。
コルトン・シャルルマーニュ 2006|ボノー・デュ・マルトレ
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コルトン・クロ・デュ・ロワ 1990|シャンドン・ド・ブリアーユ
コルトン・クロ・デュ・ロワは、ブルゴーニュのコルトン丘にある赤ワインの特級畑です。
ピノ・ノワールから造られ、力強さと熟成による複雑さを持つワインです。シャンドン・ド・ブリアーユは、ブルゴーニュの名門生産者として知られています。
コルトン・クロ・デュ・ロワ 1990|シャンドン・ド・ブリアーユ
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ミュジニー 1996|ドメーヌ・ジョルジュ・ルーミエ
ミュジニーは、ブルゴーニュのシャンボール・ミュジニー村にある特級畑です。
ドメーヌ・ジョルジュ・ルーミエのミュジニーは、非常に希少で高価なワインとして知られています。繊細さ、気品、深い香りを備えたブルゴーニュ最高峰の赤ワインです。
ヴォーヌ・ロマネ・クロ・パラントゥ 1985|アンリ・ジャイエ
クロ・パラントゥは、ブルゴーニュのヴォーヌ・ロマネ村にある一級畑です。
アンリ・ジャイエが手がけたクロ・パラントゥは、ブルゴーニュ愛好家にとって伝説的な存在です。非常に希少で、高い評価を受けるワインです。
ラ・ターシュ 1990|DRC
ラ・ターシュは、DRCが単独所有するブルゴーニュの特級畑です。
ロマネ・コンティに次ぐほどの知名度と評価を持つ赤ワインで、深い香り、力強さ、長い余韻を備えています。
ラ・ターシュ 1990|DRC
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フォーリン・エンジェル・ピノ・ノワール 2008|ストーニーリッジ
フォーリン・エンジェル・ピノ・ノワールは、ニュージーランドの赤ワインです。
ピノ・ノワールらしい華やかな香りと、ニュージーランドらしい明るい果実味を感じられるワインです。名前のインパクトも強く、場面に印象を残します。
フォーリン・エンジェル・ピノ・ノワール 2008|ストーニーリッジ
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トカイ・アスー・3プットニョシュ 1999|ボデガス・オレムス
トカイ・アスーは、ハンガリーを代表する甘口ワインです。
貴腐ブドウを使って造られ、蜂蜜やドライフルーツのような香り、豊かな甘み、美しい酸が特徴です。3プットニョシュは、比較的軽やかな甘口のスタイルです。
トカイ・アスー・3プットニョシュ 1999|ボデガス・オレムス
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第13巻で特に注目したいワイン
コンティニュアム 2005
「引き継がれる思い」のエピソードに登場するカリフォルニアワインです。
名前の意味と、V・Bの過去から未来へ続く流れが重なる印象的な一本です。
シャトー・ソシアンド・マレ 1990
熊田のエピソードで、ムートン・ロートシルトと対比されるワインです。
格付けや知名度だけではない実力を示すワインとして、第13巻のテーマとよく合っています。
ブルゴーニュ・ピノ・ファン・キュヴェ・ボヌール 2007
父と娘のエピソードに関わるワインです。
「ボヌール」という名前が、娘の結婚や父の思いと自然に重なります。
ミュジニー 1996|ジョルジュ・ルーミエ
盗まれたワインとして登場する、非常に希少なブルゴーニュです。
第13巻の中でも、最も高級感と事件性の強いワインです。
トカイ・アスー・3プットニョシュ 1999
「自由」のワインとして登場する甘口ワインです。
重いテーマの中で、甘口ワインのやわらかさと酸が印象的に使われます。
『ソムリエール』第13巻のワインを楽しむなら
第13巻の雰囲気を楽しむなら、まずはボルドーとブルゴーニュの対比に注目するのがおすすめです。
シャトー・ムートン・ロートシルトやソシアンド・マレのようなボルドーワインは、骨格のある赤ワインが好きな人に向いています。特にソシアンド・マレは、格付けにとらわれない実力派ボルドーとして楽しみやすい銘柄です。
ブルゴーニュに興味がある人は、ミュジニーやラ・ターシュ、クロ・パラントゥそのものは非常に高価ですが、ピノ・ノワールのワインから試すと雰囲気を楽しめます。ブルゴーニュだけでなく、ニュージーランドのピノ・ノワールを選ぶのもよいでしょう。
白ワインなら、アルザスのリースリングやコルトン・シャルルマーニュ系のシャルドネに注目です。特にアルザスのリースリングは、酸とミネラル感があり、料理にも合わせやすいワインです。
甘口ワインを試したい人には、トカイ・アスーがおすすめです。デザートワインとしてだけでなく、チーズやフォアグラ、ナッツ類とも相性がよく、第13巻の「自由」のワインの雰囲気を感じやすい一本です。
その他の登場ワインを探す
ヴォーヌ・ロマネ・クロ・パラントゥ 1er 1985|アンリ・ジャイエ
ヴォーヌ・ロマネ・クロ・パラントゥ 1er 1985|アンリ・ジャイエ
同じ銘柄・別ヴィンテージを含む商品が表示される場合があります。
まとめ
『ソムリエール』第13巻は、V・Bの存続、プロ野球選手の引退、父娘の思い、接待の失敗、セラー盗難事件、自由を求める人物など、さまざまな人生の局面が描かれる巻です。
登場するワインは、メニル・トラディション、クロ・サン・テューヌ、コンティニュアム、ムートン、ソシアンド・マレ、フーバー・ゼクト、キュヴェ・ボヌール、コルトン・シャルルマーニュ、ミュジニー、クロ・パラントゥ、ラ・ターシュ、トカイ・アスーなど多彩です。
中でも、コンティニュアム、ソシアンド・マレ、キュヴェ・ボヌール、ミュジニー、トカイ・アスーは、第13巻の物語と強く結びついた印象的なワインです。
『ソムリエール』第13巻は、ワインの価格や希少性だけでなく、受け継がれる思い、実力、家族、自由といったテーマをワインで描いた一冊です。