『神の雫』第12巻では、第三の使徒対決を終えた雫と遠峰一青が、それぞれの日常へ戻っていきます。
前半では、遠峰一青とローランをめぐるエピソードが描かれます。西園寺の策略によって劣化したワインをめぐる商談の場面では、ワインの状態だけでなく、そこに込められた記憶や関係性が重要な役割を果たします。
後半では、太陽ビールワイン事業部に韓国料理チェーンから依頼が入り、雫たちは韓国料理とワインのマリアージュに挑むことになります。
この記事では、『神の雫』第12巻に登場したワインを一覧で整理し、それぞれの特徴や登場シーンをわかりやすく紹介します。
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『神の雫』第12巻に登場した主なワイン一覧
| ワイン名 | ヴィンテージ | 生産者 | 産地 | 種類 | 補足 |
|---|---|---|---|---|---|
| シャルム・シャンベルタン | 2003 | フィリップ・パカレ | フランス・ブルゴーニュ | 赤 | 遠峰とローランがホテルで飲む |
| クリュッグ・ロゼ | 不明 | クリュッグ | フランス・シャンパーニュ | 泡・ロゼ | 遠峰が商談で用意したアペリティフ |
| リシュブール | 1997 | モンジャール・ミュニレ | フランス・ブルゴーニュ | 赤 | 西園寺の策略で劣化させられたワイン |
| ウルツィガー・ヴュルツガルデン | 2004 | クリストッフェル・エルベン | ドイツ | 白 | 遠峰がローランとの食事で選ぶ |
| アルマヴィーヴァ | 1996 | バロン・フィリップ・ド・ロスチャイルド | チリ | 赤 | 遠峰が西園寺のドレスに掛ける |
| シャンボール・ミュジニー・レ・ザムルーズ | 不明 | コント・ジョルジュ・ド・ヴォギュエ | フランス・ブルゴーニュ | 赤 | 木戸がネットで購入しようとしていた |
| カンネート | 2003 | ダンジェロ | イタリア・バジリカータ | 赤 | 本間が韓国料理に合うワインとして選ぶ |
| エリタージュ | 不明 | サンタ・デュック | フランス・ローヌ | 赤 | 雫が韓国料理に合うワインとして選ぶ |
| クロ・ヴージョ | 1997 | ジャン・ジャック・コンフュロン | フランス・ブルゴーニュ | 赤 | 雫が空港で飲む |
| オー・カルル | 2001 | シャトー・オー・カルル | フランス・ボルドー | 赤 | 機内ファーストクラスで提供 |
| シャトー・ラトゥール | 1988 | シャトー・ラトゥール | フランス・ボルドー | 赤 | 遠峰がリムジンで飲む |
『神の雫』第12巻に登場した主なワイン詳細
シャルム・シャンベルタン 2003|フィリップ・パカレ
シャルム・シャンベルタンは、ブルゴーニュのジュヴレ・シャンベルタン村にある特級畑です。
ピノ・ノワールから造られ、力強さと華やかさ、深い果実味を持つワインとして知られています。フィリップ・パカレは、自然派の造り手としても知られ、ブルゴーニュの中でも個性的な生産者のひとりです。
シャルム・シャンベルタン 2003|フィリップ・パカレ
同じ銘柄・別ヴィンテージを含む商品が表示される場合があります。
クリュッグ・ロゼ
クリュッグ・ロゼは、シャンパーニュの名門メゾン、クリュッグが造るロゼ・シャンパーニュです。
複雑で厚みのある味わい、華やかな香り、長い余韻を持つ高級シャンパーニュとして知られています。アペリティフとしても、特別な場を演出する一本です。
リシュブール 1997|モンジャール・ミュニレ
リシュブールは、ブルゴーニュのヴォーヌ・ロマネ村にある特級畑です。
ピノ・ノワールから造られる赤ワインで、華やかさ、力強さ、複雑さを兼ね備えた名ワインとして知られています。モンジャール・ミュニレは、ヴォーヌ・ロマネ周辺で多くの優れたワインを手がける生産者です。
リシュブール 1997|モンジャール・ミュニレ
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ウルツィガー・ヴュルツガルデン 2004|クリストッフェル・エルベン
ウルツィガー・ヴュルツガルデンは、ドイツ・モーゼル地方の名高い畑です。
リースリングから造られる白ワインが有名で、華やかな香り、きれいな酸、甘みとミネラル感のバランスが魅力です。
ウルツィガー・ヴュルツガルデン 2004|クリストッフェル・エルベン
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アルマヴィーヴァ 1996
アルマヴィーヴァは、チリを代表する高級ワインです。
ボルドーの名門バロン・フィリップ・ド・ロスチャイルドと、チリのコンチャ・イ・トロによって生まれたワインで、チリワインの品質を世界に示した存在として知られています。
アルマヴィーヴァ 1996|バロン・フィリップ・ド・ロスチャイルド
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シャンボール・ミュジニー・レ・ザムルーズ|コント・ジョルジュ・ド・ヴォギュエ
レ・ザムルーズは、ブルゴーニュのシャンボール・ミュジニー村にある一級畑です。
「恋人たち」という意味を持つ名前でも知られ、優美で繊細なピノ・ノワールを生む畑として有名です。
シャンボール・ミュジニー・レ・ザムルーズ|コント・ジョルジュ・ド・ヴォギュエ
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カンネート 2003|ダンジェロ
カンネートは、イタリア南部バジリカータ州の赤ワインです。
アリアニコから造られるワインで、濃厚な果実味、力強いタンニン、南イタリアらしいしっかりした味わいが特徴です。
カンネート 2003|ダンジェロ
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エリタージュ|サンタ・デュック
エリタージュは、ローヌ地方の生産者サンタ・デュックのワインとして登場します。
ローヌらしい果実味やスパイス感を持つ赤ワインで、力強い料理にも合わせやすいタイプです。
エリタージュ|サンタ・デュック
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クロ・ヴージョ 1997|ジャン・ジャック・コンフュロン
クロ・ヴージョは、ブルゴーニュの特級畑です。
造り手によってさまざまな表情を見せる畑で、ピノ・ノワールの奥深さを感じられるワインとして知られています。
クロ・ヴージョ 1997|ジャン・ジャック・コンフュロン
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オー・カルル 2001
シャトー・オー・カルルは、フランス・ボルドーの赤ワインです。
メルローを主体とした、親しみやすくも飲みごたえのあるボルドーワインとして知られています。
オー・カルル 2001|シャトー・オー・カルル
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シャトー・ラトゥール 1988
シャトー・ラトゥールは、ボルドー五大シャトーのひとつです。
ポイヤック村を代表するワインで、力強さ、長期熟成力、重厚な骨格を持つ赤ワインとして知られています。
シャトー・ラトゥール 1988
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第12巻で特に注目したいワイン
リシュブール 1997|モンジャール・ミュニレ
第12巻で最も印象的なのが、劣化させられたリシュブールです。
通常なら失敗となる劣化ワインを、遠峰が商談相手の記憶を呼び起こすために使う場面は、ワインの状態と物語性が重なる重要なシーンです。
ウルツィガー・ヴュルツガルデン 2004
遠峰とローランの関係を修復する場面で登場する、ドイツの白ワインです。
第12巻の前半は遠峰とローランの関係が中心になるため、このワインも印象的な一本です。
カンネート 2003/エリタージュ
韓国料理とワインのマリアージュに挑む中で登場するワインです。
どちらも力強い赤ワインですが、韓国料理、とくにキムチとの相性の難しさが描かれます。第12巻後半のテーマを象徴するワインです。
『神の雫』第12巻のワインを楽しむなら
第12巻のワインを楽しむなら、まずはブルゴーニュのピノ・ノワールに注目したいところです。
シャルム・シャンベルタンやリシュブールは非常に高価ですが、ジュヴレ・シャンベルタンやヴォーヌ・ロマネ周辺の村名ワインを選ぶと、雰囲気を楽しみやすくなります。
ドイツワインが気になる方は、モーゼルのリースリングを試してみるのがおすすめです。ウルツィガー・ヴュルツガルデンのように、甘みと酸のバランスがよい白ワインは、辛味のある料理にも合わせやすい場合があります。
韓国料理と合わせるなら、赤ワインだけでなく、やや甘みのある白ワインやロゼ、スパークリングも選択肢に入れると相性を探りやすくなります。
まとめ
『神の雫』第12巻は、遠峰一青とローランの関係、そして韓国料理とワインのマリアージュが描かれる巻です。
登場するワインは、シャルム・シャンベルタン、クリュッグ・ロゼ、リシュブール、ウルツィガー・ヴュルツガルデン、アルマヴィーヴァ、カンネート、エリタージュ、クロ・ヴージョ、シャトー・ラトゥールなどです。
特に、劣化したリシュブールをめぐるエピソードは、ワインの良し悪しだけではなく、そのワインが人の記憶や関係性にどう作用するかを描いた印象的な場面です。
また、韓国料理とワインの組み合わせは、第12巻後半の大きなテーマです。ワインはフランス料理だけのものではなく、さまざまな国の料理と組み合わせることで新しい可能性を見せてくれることが描かれています。