『神の雫』第16巻では、神咲家の軽井沢別荘に残されたラベル不明のワインを鑑定するエピソードから物語が始まります。
雫はローランと、遠峰一青はみやびと組み、それぞれの方法でワインの正体に迫っていきます。さらに物語は「第五の使徒」へと進み、白銀の山、ミネラル、槍ヶ岳を思わせる白ワインが重要なテーマになります。
第16巻には、シャトー・ペトリュス、シャトー・パプ・クレマン、エシェゾーといった名ワインに加え、寿司と合わせるワイン、山を思わせるブルゴーニュ白ワインなど、幅広いワインが登場します。
この記事では、『神の雫』第16巻に登場した主なワインを一覧で整理し、それぞれの特徴や登場シーンをわかりやすく紹介します。
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『神の雫』第16巻に登場した主なワイン一覧
| ワイン名 | ヴィンテージ | 生産者 | 産地 | 種類 |
|---|---|---|---|---|
| シャトー・ペトリュス | 不明 | シャトー・ペトリュス | フランス・ボルドー | 赤 |
| シャトー・ベイシュヴェル | 1945 | シャトー・ベイシュヴェル | フランス・ボルドー | 赤 |
| シャトー・パプ・クレマン | 不明 | シャトー・パプ・クレマン | フランス・ボルドー | 赤 |
| シャトー・ラ・ラギューヌ | 1970 | シャトー・ラ・ラギューヌ | フランス・ボルドー | 赤 |
| エシェゾー | 不明 | アンリ・ジャイエ | フランス・ブルゴーニュ | 赤 |
| ソラリス | 不明 | マンズワイン | 日本・長野 | 白 |
| クレムザー・ファッフェンベルク・リースリング QTW | 不明 | クレムザー・ファッフェンベルク | オーストリア | 白 |
| ジュヴレ・シャンベルタン | 不明 | ドメーヌ・ルネ・ブーヴィエ | フランス・ブルゴーニュ | 赤 |
| ヴィレ・クレッセ V.V. | 不明 | アンドレ・ボノーム | フランス・ブルゴーニュ | 白 |
| アム・サンド | 2004 | アロイス・ラゲーデル | イタリア・トレンティーノ | 白 |
| リースリング | 2004 | ブルックス | アメリカ・オレゴン | 白 |
| ムルソー | 2001 | ベルナール・モレ | フランス・ブルゴーニュ | 白 |
| シャサーニュ・モンラッシェ V.V. | 不明 | ベルナール・モレ | フランス・ブルゴーニュ | 白 |
| ピュリニー・モンラッシェ 1er ラ・トリュフィエール | 不明 | ベルナール・モレ | フランス・ブルゴーニュ | 白 |
| サン・トーバン | 2005 | ベルナール・モレ | フランス・ブルゴーニュ | 白 |
『神の雫』第16巻に登場した主なワイン詳細
シャトー・ペトリュス
シャトー・ペトリュスは、ボルドー右岸ポムロールを代表する世界最高峰の赤ワインです。メルローを主体に造られ、濃密な果実味、なめらかな質感、深い余韻を持つワインとして知られています。
第16巻では、軽井沢の地下セラーに残されたラベル不明のワインのひとつとして登場します。
シャトー・ペトリュス
同じ銘柄・別ヴィンテージを含む商品が表示される場合があります。
シャトー・ベイシュヴェル 1945
シャトー・ベイシュヴェルは、ボルドー地方サン・ジュリアンの格付けシャトーです。優雅でバランスのよい赤ワインを生むことで知られています。
1945年は歴史的にも特別なヴィンテージであり、熟成ボルドーとして非常に希少な存在です。
シャトー・ベイシュヴェル 1945
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シャトー・パプ・クレマン
シャトー・パプ・クレマンは、ボルドーのペサック・レオニャンを代表する名門シャトーです。赤ワインはカベルネ・ソーヴィニヨンやメルローを主体に造られ、熟成によってスモーキーで複雑な香りを見せます。
長い歴史を持つシャトーで、グラーヴらしい気品と力強さを感じられるワインです。
シャトー・パプ・クレマン
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シャトー・ラ・ラギューヌ 1970
シャトー・ラ・ラギューヌは、ボルドー地方オー・メドックの格付け第3級シャトーです。しなやかな果実味と上品な酸、クラシックなボルドーらしさを持つ赤ワインです。
1970年のような熟成ヴィンテージでは、若いワインにはない香りの複雑さや落ち着きが楽しめます。
シャトー・ラ・ラギューヌ 1970
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エシェゾー|アンリ・ジャイエ
エシェゾーは、ブルゴーニュのヴォーヌ・ロマネ周辺にある特級畑です。ピノ・ノワールから造られ、華やかな香り、繊細さ、奥行きのある味わいを持ちます。
アンリ・ジャイエは、ブルゴーニュの伝説的な造り手として知られています。彼のワインは非常に希少で、世界中のワイン愛好家から特別視されています。
ソラリス|マンズワイン
ソラリスは、マンズワインが手がける日本ワインの上級シリーズです。長野や山梨などのブドウを用い、日本ワインの品質を示すブランドとして知られています。
シャルドネの白ワインは、樽のニュアンスと果実味、きれいな酸が調和し、和食にも合わせやすい一本です。
ソラリス|マンズワイン
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クレムザー・ファッフェンベルク・リースリング QTW
クレムザー・ファッフェンベルク・リースリングは、オーストリアの白ワインです。リースリングらしい爽やかな酸、ミネラル感、繊細な香りが特徴です。
魚介との相性がよく、白身魚や貝類のような繊細な料理にも寄り添いやすいワインです。
クレムザー・ファッフェンベルク・リースリング QTW
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ジュヴレ・シャンベルタン|ドメーヌ・ルネ・ブーヴィエ
ジュヴレ・シャンベルタンは、ブルゴーニュの中でも力強いピノ・ノワールを生む村として知られています。赤系果実やスパイス、しっかりとした骨格を持つワインが多い産地です。
ドメーヌ・ルネ・ブーヴィエは、ジュヴレ・シャンベルタンを拠点とする生産者で、テロワールを大切にしたワイン造りで知られています。
ジュヴレ・シャンベルタン|ドメーヌ・ルネ・ブーヴィエ
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ヴィレ・クレッセ V.V.|アンドレ・ボノーム
ヴィレ・クレッセは、ブルゴーニュ南部マコネ地区の白ワイン産地です。シャルドネから造られ、果実味とコク、やわらかな酸を楽しめます。
アンドレ・ボノームは、ヴィレ・クレッセを代表する生産者のひとつです。V.V.はヴィエイユ・ヴィーニュ、つまり古樹を意味します。
ヴィレ・クレッセ V.V.|アンドレ・ボノーム
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アム・サンド 2004|アロイス・ラゲーデル
アム・サンドは、イタリア北部トレンティーノ=アルト・アディジェの生産者アロイス・ラゲーデルが手がける白ワインです。ゲヴュルツトラミネールらしい華やかな香りが特徴です。
ライチや花、スパイスを思わせる香りがありながら、辛口で透明感のある味わいを楽しめます。
アム・サンド 2004|アロイス・ラゲーデル
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リースリング 2004|ブルックス
ブルックスは、アメリカ・オレゴンのワイナリーです。リースリングは、白い花や柑橘、ハーブを思わせる香りと、伸びやかな酸が魅力の品種です。
オレゴンの冷涼な気候によって、透明感のあるリースリングが生まれます。
リースリング 2004|ブルックス
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ムルソー 2001|ベルナール・モレ
ムルソーは、ブルゴーニュを代表する白ワインの産地です。シャルドネから造られ、ふくよかな果実味、ナッツやバターを思わせる香り、豊かなコクが特徴です。
ベルナール・モレは、シャサーニュ・モンラッシェを拠点とする生産者で、豊かで表情のある白ワインを造ります。
シャサーニュ・モンラッシェ V.V.|ベルナール・モレ
シャサーニュ・モンラッシェは、ブルゴーニュを代表する白ワインの名産地です。ピュリニー・モンラッシェと並び、世界的に評価の高いシャルドネを生みます。
V.V.は古樹を意味し、凝縮感や深みのある味わいが期待できます。
シャサーニュ・モンラッシェ V.V.|ベルナール・モレ
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ピュリニー・モンラッシェ 1er ラ・トリュフィエール|ベルナール・モレ
ピュリニー・モンラッシェは、ブルゴーニュ白ワインの最高峰とされる産地のひとつです。ラ・トリュフィエールは一級畑で、鋭いミネラル感と緊張感のある味わいが魅力です。
シャルドネの繊細さと、岩山を思わせる硬質な印象を楽しめる白ワインです。
ピュリニー・モンラッシェ 1er ラ・トリュフィエール|ベルナール・モレ
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サン・トーバン 2005|ベルナール・モレ
サン・トーバンは、ピュリニー・モンラッシェやシャサーニュ・モンラッシェの近くにあるブルゴーニュの産地です。近年は、良質な白ワインを比較的手に取りやすく楽しめる産地として注目されています。
シャルドネから造られ、ミネラル感と果実味のバランスがよい白ワインが多く見られます。
サン・トーバン 2005|ベルナール・モレ
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第16巻で特に注目したいワイン
シャトー・パプ・クレマン
第16巻前半で印象的なのが、シャトー・パプ・クレマンです。
遠峰一青とみやび、雫とローランがそれぞれの場所で向き合うワインとして登場し、鑑定エピソードの中でも重要な一本です。
アム・サンド 2004
アロイス・ラゲーデルのアム・サンドは、ゲヴュルツトラミネールの華やかさを楽しめる白ワインです。
チーズフォンデュとの組み合わせで登場し、香りは甘やかでも味わいは辛口という、ワインの面白さを感じさせます。
ベルナール・モレの白ワイン
第16巻後半では、ベルナール・モレの白ワインが複数登場します。
ムルソー、シャサーニュ・モンラッシェ、ピュリニー・モンラッシェ、サン・トーバンを比較しながら、「槍ヶ岳のようなワイン」に近づいていく流れが見どころです。
『神の雫』第16巻のワインを楽しむなら
第16巻のワインを楽しむなら、まずは白ワインに注目するのがおすすめです。
「槍ヶ岳のようなワイン」というテーマに近づきたい方は、ブルゴーニュのシャルドネを選ぶと雰囲気を楽しみやすくなります。ムルソーはふくよかで温かみがあり、ピュリニー・モンラッシェは硬質なミネラル感、サン・トーバンはミネラルと親しみやすさのバランスが魅力です。
寿司との相性を試したい方は、リースリングやシャルドネ、軽やかなピノ・ノワールを選ぶのもよいでしょう。
遠峰一青のエピソードが気になる方は、ボルドーの熟成赤ワインや、ゲヴュルツトラミネール、リースリングのような香り高い白ワインを試してみると、第16巻の世界観をより楽しめます。
まとめ
『神の雫』第16巻は、地下セラーのラベル不明ワインの鑑定と、「第五の使徒」へ向かう白ワイン探しが描かれる巻です。
登場するワインは、シャトー・ペトリュス、シャトー・ベイシュヴェル、シャトー・パプ・クレマン、シャトー・ラ・ラギューヌ、アンリ・ジャイエのエシェゾー、アム・サンド、ブルックス・リースリング、ベルナール・モレの白ワインなど多彩です。
特に後半では、山を思わせる白ワインが重要なテーマになります。ムルソー、シャサーニュ・モンラッシェ、ピュリニー・モンラッシェ、サン・トーバンの違いを通じて、シャルドネの奥深さが描かれています。
第16巻は、ワインの鑑定、料理との相性、そして風景や記憶をワインで表現する楽しさを味わえる一冊です。