『神の雫』第38巻では、第十一の使徒編が佳境に入ります。
雫は「グラナダの夕陽」を思わせるワインを探し当てますが、ローランはさらにその先にある「月光樹」のようなワインを提示します。スペインワインの奥深さと、表現者としてのローランの成長が強く印象に残る巻です。
後半では、第十一の使徒決戦に向けて、雫と遠峰一青がそれぞれ候補ワインを絞り込んでいきます。
この記事では、『神の雫』第38巻に登場したワインを一覧で整理し、それぞれの特徴や登場シーンを紹介します。
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『神の雫』第38巻に登場した主なワイン一覧
| ワイン名 | ヴィンテージ | 生産者 | 産地 | 種類 |
|---|---|---|---|---|
| ヴィニェス・ドメネク・テイシャール | 2007 | ヴィニェス・ドメネク | スペイン・モンサン | 赤 |
| ヒメネス・ランディ・ピエラゴ | 2009 | ボデガス・ヒメネス・ランディ | スペイン・カスティーリャ・ラ・マンチャ | 赤 |
| メストレス・ブリュット・ナチュレ | N.V. | メストレス | スペイン・ペネデス | 白泡 |
| ウルトレイア・デ・バルトゥイエ | 2010 | ラウル・ペレス | スペイン・カスティーリャ・イ・レオン | 赤 |
| アルス・ヘリピンス | 2006 | マダム・グロリア | スペイン・カタルーニャ | 赤 |
| ヴェヌス・ラ・ウニベルサル | 2007 | ヴェヌス・ラ・ウニベルサル | スペイン・カタルーニャ | 赤 |
| エル・オンブレ・バラ | 2010 | コマンド・G | スペイン・マドリッド | 赤 |
| リバリス・ロゼ | 2011 | カスティーリョ・デ・マエティエラ | スペイン・ラ・リオハ | ロゼ |
| カンポス・デ・エストレリャス・ブリュット | N.V. | カンポス・デ・エストレリャス | スペイン・カタルーニャ | 白泡 |
| ロリガン・ブリュット・ロゼ | N.V. | ロリガン | スペイン・カタルーニャ | ロゼ泡 |
| ラ・ファブラ | 2010 | バルコ・デル・コルネタ | スペイン・カスティーリャ・イ・レオン | 赤 |
| カオス | 2007 | ボデガス・カノピー | スペイン・カスティーリャ・ラ・マンチャ | 赤 |
| ミュジニー | 2007 | ジャック・フレデリック・ミュニエ | フランス・ブルゴーニュ | 赤 |
| リシュブール | 1959 | アンリ・ジャイエ | フランス・ブルゴーニュ | 赤 |
| レス・マニェス | 2008 | テロワール・アル・リミット | スペイン・カタルーニャ | 赤 |
『神の雫』第38巻に登場した主なワイン詳細
ヴィニェス・ドメネク・テイシャール 2007
ヴィニェス・ドメネク・テイシャールは、スペイン・モンサンの赤ワインです。
ガルナッチャ・ペルーダから造られ、果実味と力強さを持ちながら、どこか明るく開放的な印象もあるワインです。モンサンはプリオラートに近い産地で、近年注目されるスペインワインの産地のひとつです。
ヴィニェス・ドメネク・テイシャール 2007
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ヒメネス・ランディ・ピエラゴ 2009
ヒメネス・ランディ・ピエラゴは、スペイン・カスティーリャ・ラ・マンチャの赤ワインです。
ガルナッチャから造られ、力強さと繊細さをあわせ持つエレガントなスタイルのワインです。スペインワインの新しい流れを感じられる一本です。
ヒメネス・ランディ・ピエラゴ 2009|ボデガス・ヒメネス・ランディ
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メストレス・ブリュット・ナチュレ N.V.
メストレス・ブリュット・ナチュレは、スペインのスパークリングワインです。
チャレッロ、パレリャーダ、マカベオを使い、瓶内熟成によるきめ細かな泡と奥行きのある味わいが魅力です。カヴァの中でも本格派の印象を持つ一本です。
メストレス・ブリュット・ナチュレ N.V.
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ウルトレイア・デ・バルトゥイエ 2010|ラウル・ペレス
ウルトレイア・デ・バルトゥイエは、スペイン北西部のメンシアから造られる赤ワインです。
ラウル・ペレスは、スペインの新世代を代表する造り手のひとりです。メンシアらしい香りの美しさ、透明感、静かな深みを感じられるワインです。
ウルトレイア・デ・バルトゥイエ 2010|ラウル・ペレス
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アルス・ヘリピンス 2006
アルス・ヘリピンスは、スペイン・カタルーニャの赤ワインです。
スモイという品種から造られる個性的なワインで、自然な造りや手作業の雰囲気を感じさせます。希少性が高く、独特の存在感を持つ一本です。
アルス・ヘリピンス 2006|マダム・グロリア
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ヴェヌス・ラ・ウニベルサル 2007
ヴェヌス・ラ・ウニベルサルは、スペイン・カタルーニャの赤ワインです。
カリニェナ、ガルナッチャ、シラーを使ったワインで、果実味と地中海的な温かさ、深く根を張るような落ち着きがあります。
ヴェヌス・ラ・ウニベルサル 2007
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エル・オンブレ・バラ 2010|コマンド・G
エル・オンブレ・バラは、スペイン・マドリッドのガルナッチャから造られる赤ワインです。
高地のガルナッチャらしい明るさ、複雑さ、風を感じるような軽やかさを持っています。コマンド・Gは、スペインの新世代ガルナッチャを代表する造り手として知られています。
エル・オンブレ・バラ 2010|コマンド・G
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リバリス・ロゼ 2011
リバリス・ロゼは、スペイン・ラ・リオハのロゼワインです。
モスカテル・グラーノ・メヌードとシラーを使い、華やかでキュートな香りと、しっかりした味わいを持つロゼです。
カンポス・デ・エストレリャス・ブリュット N.V.
カンポス・デ・エストレリャス・ブリュットは、スペイン・カタルーニャのスパークリングワインです。
チャレッロ、マカベオ、パレリャーダを使った白泡で、爽やかで親しみやすい味わいが特徴です。
カンポス・デ・エストレリャス・ブリュット N.V.
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ロリガン・ブリュット・ロゼ N.V.
ロリガン・ブリュット・ロゼは、スペイン・カタルーニャのロゼスパークリングワインです。
華やかさと高級感があり、限定感のあるプレステージ・カヴァとして描かれます。
ラ・ファブラ 2010|バルコ・デル・コルネタ
ラ・ファブラは、スペイン・カスティーリャ・イ・レオンの赤ワインです。
ガルナッチャから造られ、しなやかさと芯の強さを併せ持つワインです。名前には「物語」や「おとぎ話」を思わせる響きがあります。
ラ・ファブラ 2010|バルコ・デル・コルネタ
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カオス 2007|ボデガス・カノピー
カオスは、スペイン・カスティーリャ・ラ・マンチャの赤ワインです。
ガルナッチャから造られ、力強さとエレガンスを持つワインです。生命力の強い表現で描かれる、印象的な一本です。
カオス 2007|ボデガス・カノピー
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ミュジニー 2007|ジャック・フレデリック・ミュニエ
ミュジニーは、ブルゴーニュの特級畑です。シャンボール・ミュジニー村を代表する偉大な畑で、ピノ・ノワールから非常に優雅で繊細な赤ワインが造られます。
ジャック・フレデリック・ミュニエのミュジニーは、希少性も高く、ブルゴーニュ好きにとって特別な存在です。
リシュブール 1959|アンリ・ジャイエ
リシュブールは、ブルゴーニュのヴォーヌ・ロマネ村にある特級畑です。
アンリ・ジャイエが手がけたリシュブールは、ブルゴーニュの伝説的なワインとして知られています。熟成により、官能的で深い香りを持つ特別な一本です。
リシュブール 1959|アンリ・ジャイエ
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レス・マニェス 2008|テロワール・アル・リミット
レス・マニェスは、スペイン・カタルーニャの赤ワインです。
ガルナッチャから造られ、軽やかさ、緻密さ、しっかりした骨格を併せ持つワインです。スペインワインの中でも非常に高い存在感を持つ一本です。
レス・マニェス 2008|テロワール・アル・リミット
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第38巻で特に注目したいワイン
ウルトレイア・デ・バルトゥイエ 2010
第38巻前半の重要ワインが、雫の用意したウルトレイア・デ・バルトゥイエです。
「グラナダの夕陽」のワインとして登場し、雫の表現力が大きく発揮される一本です。
アルス・ヘリピンス 2006
ローランが用意したアルス・ヘリピンスは、第38巻の中でも特に印象的なワインです。
雫が描いた夕陽のさらに先にある「月光樹」の世界を表現するワインとして、ローランの成長を強く感じさせます。
レス・マニェス 2008
第十一の使徒候補として雫が選ぶのが、テロワール・アル・リミットのレス・マニェスです。
金環日食のような心象風景で描かれ、決戦の行方を左右する重要なワインです。
『神の雫』第38巻のワインを楽しむなら
第38巻のワインを楽しむなら、スペインのガルナッチャやメンシアを軸に選ぶのがおすすめです。
ウルトレイア・デ・バルトゥイエが気になる方は、メンシアを使ったスペイン北西部の赤ワインを探してみるとよいでしょう。
レス・マニェスやエル・オンブレ・バラが気になる方は、ガルナッチャ主体の赤ワインがおすすめです。力強さだけでなく、風や光を感じるような繊細さを持つものを選ぶと、第38巻の雰囲気に近づけます。
スパークリングを楽しみたい方は、メストレスやカンポス・デ・エストレリャスのようなカヴァを試すと、スペインの泡の魅力を感じやすくなります。
まとめ
『神の雫』第38巻は、第十一の使徒編の中でも、雫、ローラン、遠峰一青それぞれの表現力が強く描かれる巻です。
登場するワインは、ウルトレイア・デ・バルトゥイエ、アルス・ヘリピンス、ヴェヌス・ラ・ウニベルサル、エル・オンブレ・バラ、レス・マニェスなど、スペインの個性的な赤ワインが中心です。
さらに、メストレスやロリガンなどのスパークリング、ミュジニーやアンリ・ジャイエのリシュブールといったブルゴーニュの名ワインも登場します。
第38巻を読んだ後は、ガルナッチャやメンシアを使ったスペインワインを試してみると、「グラナダの夕陽」や第十一の使徒の世界をより身近に楽しめるはずです。