『神の雫』第42巻では、第41巻から続く「古酒」と「記憶」のテーマが、さらに深く描かれます。
末期の病と向き合う秋絵、記憶を失っていく香花。ふたりの女性をめぐる物語の中で、ワインは単なる飲み物ではなく、人生の時間や、大切な人との記憶を映す存在として登場します。
第42巻には、ヴォーヌ・ロマネ、ロマネ・サン・ヴィヴァン、シャトー・レオヴィル・ポワフェレ、シャトー・レオヴィル・ラス・カーズ、シャトー・シュヴァル・ブラン、ルイナール・ブラン・ド・ブランなど、熟成ワインや思い出に寄り添うワインが多数登場します。
この記事では、『神の雫』第42巻に登場したワインを一覧で整理し、それぞれの特徴や登場シーンをわかりやすく紹介します。
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※20歳未満の飲酒は法律で禁止されています。
『神の雫』第42巻に登場した主なワイン一覧
| ワイン名 | ヴィンテージ | 生産者 | 産地 | 種類 |
|---|---|---|---|---|
| ヴォーヌ・ロマネ 1er レ・ショーム | 1982 | ルモワスネ・ペール・エ・フィス | フランス・ブルゴーニュ | 赤 |
| シャンパーニュ・ブリュット・ロイヤル・ミレジム | 1962 | シャルル・エドシック | フランス・シャンパーニュ | 白泡 |
| ドゥラモット・ブリュット・コレクション | 1983 | ドゥラモット | フランス・シャンパーニュ | 白泡 |
| シャンベルタン・クロ・ド・ベズ | 1989 | プレ・ペール・エ・フィス | フランス・ブルゴーニュ | 赤 |
| ロマネ・サン・ヴィヴァン | 1970 | ブシャール・ペール・エ・フィス | フランス・ブルゴーニュ | 赤 |
| シャトー・レオヴィル・ポワフェレ | 1975 | シャトー・レオヴィル・ポワフェレ | フランス・ボルドー | 赤 |
| ブルゴーニュ・アリゴテ | 2007 | ドメーヌ・ルロワ | フランス・ブルゴーニュ | 白 |
| ドメイヌ・ソガ・ソーヴィニョンブラン | 2012 | 小布施ワイナリー | 日本・長野 | 白 |
| リュー・ド・ヴァン・ソーヴィニヨン・ブラン | 2012 | リュードヴァン | 日本・長野 | 白 |
| シャトー・レオヴィル・ラス・カーズ | 1978 | シャトー・レオヴィル・ラス・カーズ | フランス・ボルドー | 赤 |
| シャトー・モンローズ | 1975 | シャトー・モンローズ | フランス・ボルドー | 赤 |
| シャトー・ピション・ロングヴィル・コンテス・ド・ラランド | 1979 | シャトー・ピション・ロングヴィル・コンテス・ド・ラランド | フランス・ボルドー | 赤 |
| ルイナール・ブラン・ド・ブラン | N.V. | ルイナール | フランス・シャンパーニュ | 白泡 |
| シャトー・ピュイゲロー | 2001 | シャトー・ピュイゲロー | フランス・ボルドー | 赤 |
| シャトー・シュヴァル・ブラン | 1981 | シャトー・シュヴァル・ブラン | フランス・ボルドー | 赤 |
『神の雫』第42巻に登場した主なワイン詳細
ヴォーヌ・ロマネ 1er レ・ショーム 1982|ルモワスネ・ペール・エ・フィス
ヴォーヌ・ロマネは、ブルゴーニュの中でも特に華やかで官能的な赤ワインを生む村として知られています。
レ・ショームはヴォーヌ・ロマネの一級畑で、ピノ・ノワールの繊細な香り、なめらかな口当たり、熟成による深みを楽しめるワインです。
ルモワスネ・ペール・エ・フィスは、熟成ワインの扱いでも知られるブルゴーニュの老舗です。
ヴォーヌ・ロマネ 1er レ・ショーム 1982|ルモワスネ・ペール・エ・フィス
同じ銘柄・別ヴィンテージを含む商品が表示される場合があります。
シャンパーニュ・ブリュット・ロイヤル・ミレジム 1962|シャルル・エドシック
シャルル・エドシックは、シャンパーニュの名門メゾンです。熟成感のあるリッチなスタイルで知られ、長期熟成したミレジム・シャンパーニュには、ナッツ、蜂蜜、ブリオッシュ、熟した果実のような複雑な香りが現れます。
1962年という古いヴィンテージのシャンパーニュは、時間そのものを味わうような特別な存在です。
シャンパーニュ・ブリュット・ロイヤル・ミレジム 1962|シャルル・エドシック
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ドゥラモット・ブリュット・コレクション 1983
ドゥラモットは、シャンパーニュ地方の老舗メゾンです。サロンの姉妹メゾンとしても知られ、端正でエレガントなシャンパーニュを造ります。
ブリュット・コレクションは、熟成を経たシャンパーニュの魅力を感じられるキュヴェです。若いシャンパーニュとは異なり、香ばしさや丸みが増し、穏やかな余韻が楽しめます。
ドゥラモット・ブリュット・コレクション 1983
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シャンベルタン・クロ・ド・ベズ 1989|プレ・ペール・エ・フィス
シャンベルタン・クロ・ド・ベズは、ブルゴーニュのジュヴレ・シャンベルタン村にある特級畑です。
力強さと気品を兼ね備えたピノ・ノワールで、熟成すると赤系果実、スパイス、土、動物的なニュアンスなどが複雑に重なります。
シャンベルタン・クロ・ド・ベズ 1989|プレ・ペール・エ・フィス
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ロマネ・サン・ヴィヴァン 1970|ブシャール・ペール・エ・フィス
ロマネ・サン・ヴィヴァンは、ヴォーヌ・ロマネ村にある特級畑です。ロマネ・コンティに隣接する名高い畑で、優美で香り高いピノ・ノワールを生みます。
ブシャール・ペール・エ・フィスは、ブルゴーニュを代表する大手メゾンのひとつです。
ロマネ・サン・ヴィヴァン 1970|ブシャール・ペール・エ・フィス
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シャトー・レオヴィル・ポワフェレ 1975
シャトー・レオヴィル・ポワフェレは、ボルドー地方サン=ジュリアン村の格付け第2級シャトーです。
カベルネ・ソーヴィニヨンを主体とした赤ワインで、豊かな果実味としっかりした骨格を持ちます。熟成すると、杉、スパイス、土、革のような香りが加わり、クラシックなボルドーの魅力が表れます。
シャトー・レオヴィル・ポワフェレ 1975
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ブルゴーニュ・アリゴテ 2007|ドメーヌ・ルロワ
ブルゴーニュ・アリゴテは、ブルゴーニュ地方で造られる白ワインです。アリゴテはシャルドネよりも酸がはっきりした品種で、軽快で爽やかな味わいが特徴です。
ドメーヌ・ルロワは、ブルゴーニュ最高峰の生産者のひとつです。広域クラスのワインであっても非常に高い人気があります。
ブルゴーニュ・アリゴテ 2007|ドメーヌ・ルロワ
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ドメイヌ・ソガ・ソーヴィニョンブラン 2012|小布施ワイナリー
ドメイヌ・ソガは、長野県の小布施ワイナリーが手がけるシリーズです。日本ワインの中でも高い人気を持ち、少量生産で品質にこだわる造り手として知られています。
ソーヴィニヨン・ブランは、柑橘やハーブ、青草のような香りが特徴の白ワインです。日本の冷涼な気候と組み合わさることで、繊細で透明感のある味わいになります。
ドメイヌ・ソガ・ソーヴィニョンブラン 2012|小布施ワイナリー
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リュー・ド・ヴァン・ソーヴィニヨン・ブラン 2012
リュー・ド・ヴァンは、長野県東御市のワイナリーです。冷涼な気候を生かした、透明感のある日本ワインを造っています。
ソーヴィニヨン・ブランは、柑橘、ハーブ、ミネラル感を持つ白ワインで、爽やかさと繊細さを楽しめます。
リュー・ド・ヴァン・ソーヴィニヨン・ブラン 2012
同じ銘柄・別ヴィンテージを含む商品が表示される場合があります。
シャトー・レオヴィル・ラス・カーズ 1978
シャトー・レオヴィル・ラス・カーズは、ボルドー地方サン=ジュリアン村を代表する格付け第2級シャトーです。
格付け第1級に迫る実力を持つワインとして評価されることも多く、力強さ、気品、長期熟成能力を備えています。
シャトー・レオヴィル・ラス・カーズ 1978
同じ銘柄・別ヴィンテージを含む商品が表示される場合があります。
シャトー・モンローズ 1975
シャトー・モンローズは、ボルドー地方サン=テステフ村の格付け第2級シャトーです。
力強く長命なワインとして知られ、熟成によって深みと重厚感を増していきます。第41巻から続いて、古酒の重要な候補として存在感を持つワインです。
シャトー・モンローズ 1975
同じ銘柄・別ヴィンテージを含む商品が表示される場合があります。
シャトー・ピション・ロングヴィル・コンテス・ド・ラランド 1979
シャトー・ピション・ロングヴィル・コンテス・ド・ラランドは、ボルドー地方ポイヤック村の格付け第2級シャトーです。
ポイヤックの力強さに加えて、しなやかで優美な印象を持つワインとして知られています。熟成すると、黒系果実、杉、スパイス、なめらかなタンニンが調和します。
シャトー・ピション・ロングヴィル・コンテス・ド・ラランド 1979
同じ銘柄・別ヴィンテージを含む商品が表示される場合があります。
ルイナール・ブラン・ド・ブラン
ルイナールは、シャンパーニュ最古のメゾンとして知られています。
ブラン・ド・ブランはシャルドネのみで造られるシャンパーニュで、白い花、柑橘、蜂蜜、ミネラル感を持つ、上品でエレガントな一本です。
ルイナール・ブラン・ド・ブラン N.V.
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シャトー・ピュイゲロー 2001
シャトー・ピュイゲローは、ボルドーのコート・ド・フラン地区で造られる赤ワインです。
メルローやカベルネ・フランを主体とし、果実味、親しみやすさ、しっかりした飲みごたえを持つワインです。高級シャトーではありませんが、品質の高さで知られる人気銘柄です。
シャトー・シュヴァル・ブラン 1981
シャトー・シュヴァル・ブランは、ボルドー右岸サン=テミリオンを代表する最高峰ワインです。
カベルネ・フランとメルローを主体に造られ、華やかな香り、しなやかな味わい、長い余韻を持ちます。熟成によって、花、スパイス、紅茶、土のような複雑なニュアンスが現れます。
シャトー・シュヴァル・ブラン 1981
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第42巻で特に注目したいワイン
ロマネ・サン・ヴィヴァン 1970
吉岡がモノポールへ持ち込んだワインとして登場する、物語上とても重要な一本です。
『シェルブールの雨傘』のようなイメージで語られ、吉岡と秋絵の関係を象徴するワインとして印象に残ります。
シャトー・レオヴィル・ポワフェレ 1975
藤枝が出したボルドーワインとして登場します。
吉岡のブルゴーニュと藤枝のボルドーが対比される場面で使われ、ワインを通じて人物の違いや想いの違いが描かれます。
シャトー・シュヴァル・ブラン 1981
秋絵が選んだワインとして、第42巻の終盤で強い意味を持つ一本です。
サン=テミリオンを代表する名ワインであり、作中では人生の記憶をまとめたアルバムのように描かれます。
シャトー・ピュイゲロー 2001
高級ワインが多い第42巻の中で、比較的親しみやすいボルドーワインとして注目したい一本です。
秋絵と藤枝の思い出に関わるワインであり、価格や格付けではなく「誰と、どんな時間を過ごしたか」がワインの価値を決めることを感じさせます。
『神の雫』第42巻のワインを楽しむなら
第42巻に登場するワインは、古いヴィンテージや高級銘柄が多く、同じものを探すのは簡単ではありません。
ロマネ・サン・ヴィヴァンやヴォーヌ・ロマネが気になる方は、ブルゴーニュのピノ・ノワールから試してみるのがおすすめです。特級畑や一級畑でなくても、村名クラスのヴォーヌ・ロマネやジュヴレ・シャンベルタンから雰囲気を楽しめます。
シャトー・レオヴィル・ポワフェレやレオヴィル・ラス・カーズが気になる方は、ボルドー左岸のサン=ジュリアンの赤ワインを選ぶとよいでしょう。力強さとエレガントさのバランスを楽しめます。
シャトー・シュヴァル・ブランが気になる方は、サン=テミリオンのメルロー主体、またはカベルネ・フランを含むボルドー右岸ワインを探してみるのがおすすめです。
シャトー・ピュイゲローは、比較的手に取りやすいボルドーワインとして、第42巻の世界を身近に感じたい人にも向いています。
日本ワインに興味がある方は、小布施ワイナリーやリュードヴァンのような長野のワイナリーをチェックしてみると、第42巻で描かれる日本ワインの繊細さを楽しみやすくなります。
まとめ
『神の雫』第42巻は、古酒、記憶、病、別れ、再会が深く結びついた巻です。
登場するワインは、ヴォーヌ・ロマネ、ロマネ・サン・ヴィヴァン、シャトー・レオヴィル・ポワフェレ、シャトー・レオヴィル・ラス・カーズ、シャトー・シュヴァル・ブラン、ルイナール・ブラン・ド・ブランなど、物語の感情に寄り添うものが多く選ばれています。
特に、秋絵と藤枝の思い出に関わるシャトー・ピュイゲロー、秋絵が選んだシャトー・シュヴァル・ブラン、吉岡が持ち込んだロマネ・サン・ヴィヴァンは、第42巻を象徴するワインといえます。
同じヴィンテージを探すのは難しくても、ブルゴーニュ、ボルドー左岸、ボルドー右岸、シャンパーニュ、日本ワインなど、同じ産地や品種から選ぶことで、『神の雫』第42巻の世界を身近に楽しむことができます。