『ソムリエール』第8巻では、ロマネ・コンティのヴィンテージ当て、ボルドーでの買い付け、ニュージーランドのピノ・ノワール、南アフリカのユニークなワイン、そしてカリフォルニアに渡った日本人の物語など、幅広いエピソードが描かれます。
登場するワインは、DRCのロマネ・コンティ、シャトー・マルゴー、シャトー・ムートン・ロートシルト、シャトー・ペトリュスといった超高級ワインから、ゴーツ・ドゥ・ロームやマコン・ヴェルジッソンのように親しみやすいワインまで多彩です。
特に第8巻では、「高価なワインをどう扱うか」だけでなく、「相手に何を伝えるためにワインを選ぶか」が強く描かれています。
この記事では、『ソムリエール』第8巻に登場した主なワインを一覧で整理し、それぞれの特徴や登場シーンをわかりやすく紹介します。
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『ソムリエール』第8巻に登場した主なワイン一覧
| ワイン名 | ヴィンテージ | 生産者 | 産地 | 種類 |
|---|---|---|---|---|
| ロマネ・コンティ | 2000・1990・1986・1973 | DRC | フランス・ブルゴーニュ | 赤 |
| ピノ・ノワール・ベル・スール・ウィラメット・ヴァレー | 2004 | ボー・フレール・ヴィンヤード | アメリカ・オレゴン | 赤 |
| シャトー・ラグランジュ | 1990 | シャトー・ラグランジュ | フランス・ボルドー | 赤 |
| クロ・ルイ・コート・ド・カスティヨン | 2003 | クロ・ルイ | フランス・ボルドー | 赤 |
| クスダ・ピノ・ノワール | 2006 | クスダ・ワインズ | ニュージーランド・マーティンボロ | 赤 |
| シャトー・マルゴー | 1990 | シャトー・マルゴー | フランス・ボルドー | 赤 |
| ゴーツ・ドゥ・ローム | 2004 | フェアヴュー | 南アフリカ・パール | 赤 |
| ゴート・ロティ | 2001 | フェアヴュー | 南アフリカ・パール | 赤 |
| ボアード・ドゥ | 2005 | フェアヴュー | 南アフリカ・パール | 赤 |
| シャトー・ムートン・ロートシルト | 1986 | シャトー・ムートン・ロートシルト | フランス・ボルドー | 赤 |
| シャルドネ・ナガサワ・ヴィンヤード | 2006 | パラダイス・リッジ・ワイナリー | アメリカ・カリフォルニア | 白 |
| シャトー・マルゴー | 1995 | シャトー・マルゴー | フランス・ボルドー | 赤 |
| マコン・ヴェルジッソン・ラ・ロッシュ | 2006 | ダニエル・バロー | フランス・ブルゴーニュ | 白 |
| シャトー・ペトリュス | 1982 | シャトー・ペトリュス | フランス・ボルドー | 赤 |
『ソムリエール』第8巻に登場した主なワイン詳細
ロマネ・コンティ|DRC
ロマネ・コンティは、ブルゴーニュのヴォーヌ・ロマネ村にある特級畑で、世界最高峰の赤ワインとして知られています。
DRC、ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティが造るロマネ・コンティは、生産量が非常に少なく、ワイン愛好家にとって特別な存在です。
第8巻では、2000年、1990年、1986年、1973年と、複数のヴィンテージが登場します。ヴィンテージによって香りや熟成感、味わいの印象が変わることが、物語の重要な仕掛けになっています。
ロマネ・コンティ 2000・1990・1986・1973|DRC
同じ銘柄・別ヴィンテージを含む商品が表示される場合があります。
ピノ・ノワール・ベル・スール・ウィラメット・ヴァレー 2004|ボー・フレール・ヴィンヤード
ボー・フレールは、アメリカ・オレゴン州ウィラメット・ヴァレーを代表するピノ・ノワールの生産者です。
ウィラメット・ヴァレーは、冷涼な気候を生かしたエレガントなピノ・ノワールで知られています。ブルゴーニュとは異なる土地でありながら、繊細さや透明感のある赤ワインを生みます。
シャトー・ラグランジュ 1990
シャトー・ラグランジュは、フランス・ボルドー地方サン・ジュリアン村の格付けシャトーです。
カベルネ・ソーヴィニヨンを主体にした、しっかりとした骨格と落ち着いた果実味を持つ赤ワインです。サン・ジュリアンらしいバランスのよさも魅力です。
シャトー・ラグランジュ 1990
同じ銘柄・別ヴィンテージを含む商品が表示される場合があります。
クロ・ルイ・コート・ド・カスティヨン 2003
クロ・ルイは、ボルドー地方のコート・ド・カスティヨンで造られる赤ワインです。
コート・ド・カスティヨンは、サン・テミリオンに近い地域で、メルローを主体としたしなやかな赤ワインが多く造られます。格付けシャトーほど有名ではありませんが、実力ある造り手のワインが見つかる産地です。
クロ・ルイ・コート・ド・カスティヨン 2003
同じ銘柄・別ヴィンテージを含む商品が表示される場合があります。
クスダ・ピノ・ノワール 2006|クスダ・ワインズ
クスダ・ワインズは、ニュージーランド・マーティンボロで日本人醸造家の楠田浩之氏が手がけるワイナリーです。
クスダ・ピノ・ノワールは、ニュージーランドの冷涼な気候を生かしたエレガントな赤ワインです。繊細な香り、きれいな酸、緻密な味わいが特徴です。
クスダ・ピノ・ノワール 2006|クスダ・ワインズ
同じ銘柄・別ヴィンテージを含む商品が表示される場合があります。
シャトー・マルゴー 1990
シャトー・マルゴーは、ボルドー五大シャトーのひとつです。
マルゴー村を代表する最高峰の赤ワインで、優雅な香り、しなやかな口当たり、長い余韻を持つワインとして知られています。1990年はボルドーの優良ヴィンテージとして評価される年です。
ゴーツ・ドゥ・ローム 2004|フェアヴュー
ゴーツ・ドゥ・ロームは、南アフリカのフェアヴューが造る赤ワインです。
名前はフランス・ローヌ地方の「コート・デュ・ローヌ」をもじったユーモラスなものですが、中身はしっかりした赤ワインです。グルナッシュやシラーなどを使い、果実味とスパイス感を楽しめます。
ゴーツ・ドゥ・ローム 2004|フェアヴュー
同じ銘柄・別ヴィンテージを含む商品が表示される場合があります。
ゴート・ロティ 2001|フェアヴュー
ゴート・ロティは、フェアヴューが造る南アフリカの赤ワインです。
名前は、ローヌ地方の銘醸地「コート・ロティ」をもじったものです。フェアヴューらしい遊び心がありながら、シラー系の力強さを楽しめるワインです。
ゴート・ロティ 2001|フェアヴュー
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ボアード・ドゥ 2005|フェアヴュー
ボアード・ドゥは、フェアヴューが造る南アフリカワインです。
こちらも名前に遊び心があり、フェアヴューの自由な発想を感じさせるワインです。南アフリカワインの親しみやすさや、堅苦しくない楽しみ方を伝えてくれます。
ボアード・ドゥ 2005|フェアヴュー
同じ銘柄・別ヴィンテージを含む商品が表示される場合があります。
シャトー・ムートン・ロートシルト 1986
シャトー・ムートン・ロートシルトは、ボルドー五大シャトーのひとつです。
ポイヤック村を代表する赤ワインで、カベルネ・ソーヴィニヨン主体の力強い骨格と、華やかな香りを持ちます。1986年はムートン・ロートシルトの中でも高い評価を受けるヴィンテージです。
シャトー・ムートン・ロートシルト 1986
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シャルドネ・ナガサワ・ヴィンヤード 2006|パラダイス・リッジ・ワイナリー
パラダイス・リッジ・ワイナリーは、アメリカ・カリフォルニアのワイナリーです。
ナガサワ・ヴィンヤードの名前は、カリフォルニアで「葡萄王」と呼ばれた日本人、長沢鼎に由来します。シャルドネから造られる白ワインで、カリフォルニアらしい果実味と豊かさを持ちます。
シャルドネ・ナガサワ・ヴィンヤード 2006|パラダイス・リッジ・ワイナリー
同じ銘柄・別ヴィンテージを含む商品が表示される場合があります。
シャトー・マルゴー 1995
シャトー・マルゴーは、ボルドー五大シャトーのひとつで、優雅さと気品を備えた赤ワインです。
1995年もボルドーの良年として知られ、力強さとバランスを兼ね備えたワインが多く造られています。
マコン・ヴェルジッソン・ラ・ロッシュ 2006|ダニエル・バロー
マコン・ヴェルジッソンは、ブルゴーニュ南部マコネ地区の白ワインです。
ダニエル・バローは、マコネの優れた生産者として知られ、シャルドネの果実味、ミネラル感、清潔感を生かした白ワインを造ります。
マコン・ヴェルジッソン・ラ・ロッシュ 2006|ダニエル・バロー
同じ銘柄・別ヴィンテージを含む商品が表示される場合があります。
シャトー・ペトリュス 1982
シャトー・ペトリュスは、ボルドー地方ポムロールを代表する最高級ワインです。
メルロー主体で造られ、濃密な果実味、なめらかな質感、長期熟成力を持つ赤ワインです。1982年はボルドーの偉大なヴィンテージとして知られています。
シャトー・ペトリュス 1982
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第8巻で特に注目したいワイン
ピノ・ノワール・ベル・スール・ウィラメット・ヴァレー 2004
ロマネ・コンティのエピソードと対になるように登場するワインです。
オレゴンのピノ・ノワールは、ブルゴーニュとは違う土地でありながら、繊細さや透明感を持っています。超高級ワインではなくても、相手に届くワインを選べることを示す一本です。
クスダ・ピノ・ノワール 2006
日本人醸造家がニュージーランドで造るピノ・ノワールです。
片瀬のブラインドテイスティングの場面で登場し、産地や先入観にとらわれずワインを見ることの大切さを感じさせます。
ゴーツ・ドゥ・ローム 2004
南アフリカのフェアヴューが造る、ユーモアのある名前のワインです。
名前は冗談めいていますが、中身はしっかりした赤ワインです。「迷える羊」のエピソードとよく結びついた一本です。
シャルドネ・ナガサワ・ヴィンヤード 2006
長沢鼎の物語とともに登場する、カリフォルニアの白ワインです。
日本人が海外で築いた歴史や志をワインに重ねる、第8巻の中でも特に印象的なワインです。
『ソムリエール』第8巻のワインを楽しむなら
第8巻の雰囲気を楽しむなら、まずはピノ・ノワールに注目するのがおすすめです。
ロマネ・コンティは非常に高価で現実的に手に入りにくいワインですが、オレゴンやニュージーランドのピノ・ノワールなら、同じ品種の魅力をより身近に楽しめます。ウィラメット・ヴァレーやマーティンボロのピノ・ノワールを探してみると、第8巻のテーマに近い楽しみ方ができます。
南アフリカワインに興味がある人は、フェアヴューのゴーツ・ドゥ・ロームのようなワインから入ると親しみやすいです。価格も比較的手に取りやすく、食事と合わせやすい赤ワインです。
白ワインなら、カリフォルニアのシャルドネや、ブルゴーニュ南部マコネのシャルドネがおすすめです。シャルドネという同じ品種でも、産地によって果実味やミネラル感の出方が違うため、飲み比べにも向いています。
まとめ
『ソムリエール』第8巻は、ロマネ・コンティをめぐるエピソードから始まり、ボルドーでの買い付け、ニュージーランドのピノ・ノワール、南アフリカのユニークなワイン、長沢鼎にまつわるカリフォルニアワインまで、世界各地のワインが登場する巻です。
登場するワインは、ロマネ・コンティ、ボー・フレールのピノ・ノワール、シャトー・ラグランジュ、クロ・ルイ、クスダ・ピノ・ノワール、シャトー・マルゴー、ゴーツ・ドゥ・ローム、シャトー・ムートン・ロートシルト、ナガサワ・ヴィンヤード、シャトー・ペトリュスなど多彩です。
特に、オレゴンやニュージーランドのピノ・ノワール、南アフリカのフェアヴュー、カリフォルニアのナガサワ・ヴィンヤードは、第8巻ならではの印象的なワインです。
『ソムリエール』第8巻は、高級ワインの価値だけでなく、相手の心に届くワインを選ぶことの意味を感じられる一冊です。