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神の雫 第10巻のワインリスト|登場ワイン・詳細・登場シーンを解説

『神の雫』第10巻では、「第三の使徒」探しが本格的に始まります。
神咲豊多香が遺した第三の使徒の記述は、郷愁や懐かしさ、家族の温もりを思わせるものでした。雫は、自分にワインの経験がまだ足りないことを痛感し、「人生を変えるような一本」を求めて映画監督・黒川明考のもとを訪ねます。
第10巻には、シャトー・ペトリュス、ジュヴレ・シャンベルタンV.V.、シャトーヌフ・デュ・パプ・ブラン・ルーサンヌV.V.、シャトー・グラン・ピュイ・ラコストなど、第三の使徒へ近づくための重要なワインが登場します。
この記事では、『神の雫』第10巻に登場したワインを一覧で整理し、それぞれの特徴や登場シーンをわかりやすく紹介します。
※当サイトでは商品紹介リンクを掲載しています。
※20歳未満の飲酒は法律で禁止されています。

目次

『神の雫』第10巻に登場した主なワイン一覧

ワイン名ヴィンテージ生産者産地種類補足
シャトー・ブラネール・デュクリュ1982シャトー・ブラネール・デュクリュフランス・ボルドーみやびが感動したワイン
シャトー・ラフィット・ロートシルト不明シャトー・ラフィット・ロートシルトフランス・ボルドー雫が松下七海をたとえたワイン
シャトー・キノ・ランクロ2001シャトー・キノ・ランクロフランス・ボルドー遠峰のオフィスでセーラが銘柄を当てる
ジュヴレ・シャンベルタン V.V.2001ドメーヌ・ギイヤールフランス・ブルゴーニュ松下七海の思い出のワイン
グラン・エシェゾー不明D.R.C.フランス・ブルゴーニュ豊多香がデキャンタージュしていたワイン
シャトー・ペトリュス1970シャトー・ペトリュスフランス・ボルドー/ポムロール黒川監督が雫たちに飲ませる
クロ・ヴージョ2001アンヌ・グロフランス・ブルゴーニュ遠峰とセーラがレストランで飲む
シャトー・グラン・ピュイ・ラコスト1985シャトー・グラン・ピュイ・ラコストフランス・ボルドー美島が雫たちに飲ませる
バローロ・マラスコ不明フランコ・マルティネッティイタリア・ピエモンテ本間が見つけてきた掘り出し物
シャトー・マルゴー不明シャトー・マルゴーフランス・ボルドー旧三笠ホテルをたとえる場面で登場
シャトーヌフ・デュ・パプ・ブラン・ルーサンヌ V.V.不明シャトー・ド・ボーカステルフランス・ローヌ富岡との食事で登場
メルロー V.V.不明山脇老人日本山脇老人が造ったワイン。銘柄は明示なし

『神の雫』第10巻に登場した主なワイン詳細

シャトー・ブラネール・デュクリュ 1982

シャトー・ブラネール・デュクリュは、フランス・ボルドー地方サン・ジュリアンの格付けシャトーです。

カベルネ・ソーヴィニヨンを主体に造られる赤ワインで、サン・ジュリアンらしいバランスのよさ、品格、果実味を楽しめるワインとして知られています。

第10巻では、みやびが「今までで一番感動したワイン」として語るワインです。
第三の使徒を探すためには、雫自身がもっと大きな感動を受けるワインを飲む必要があるのではないか、という流れの中で登場します。

シャトー・ブラネール・デュクリュ 1982

同じ銘柄・別ヴィンテージを含む商品が表示される場合があります。


シャトー・ラフィット・ロートシルト

シャトー・ラフィット・ロートシルトは、ボルドー五大シャトーのひとつです。

ポイヤック村を代表する名門で、気品、繊細さ、長い余韻を持つワインとして知られています。五大シャトーの中でも特に端正でエレガントな印象を持つワインです。

雫が女優・松下七海をたとえるワインとして登場します。
松下七海は、ワインを拒絶するような頑なさを持つ人物として描かれます。その閉ざされた美しさを、雫はラフィットのようだと感じます。

シャトー・ラフィット・ロートシルト

同じ銘柄・別ヴィンテージを含む商品が表示される場合があります。


シャトー・キノ・ランクロ 2001

シャトー・キノ・ランクロは、ボルドー右岸サン・テミリオンの赤ワインです。

メルロー主体で造られることが多く、果実味、柔らかさ、しなやかな質感を持つワインです。ボルドー右岸らしい丸みのある味わいが魅力です。

遠峰一青のオフィスで、セーラが銘柄を当てたワインとして登場します。
第三の使徒をめぐる雫側の動きとは別に、遠峰側の人物たちの感覚や実力を印象づける場面です。

シャトー・キノ・ランクロ 2001

同じ銘柄・別ヴィンテージを含む商品が表示される場合があります。


ジュヴレ・シャンベルタン V.V. 2001|ドメーヌ・ギイヤール

ジュヴレ・シャンベルタンは、ブルゴーニュのコート・ド・ニュイを代表する赤ワインの産地です。

ピノ・ノワールから造られ、力強さ、深み、土やスパイスを思わせる複雑な香りを持つワインが多いことで知られています。

V.V.は「ヴィエーユ・ヴィーニュ」、つまり古樹を意味します。古い樹から採れるブドウは収量が少ない一方で、凝縮感や深みを持つワインになりやすいとされています。

松下七海が、事故で亡くなった恋人・響と飲んだ思い出のワインとして登場します。
雫はこのワインを使い、松下七海が封印していた過去と向き合うきっかけを作ります。第10巻の前半で、ワインが人の記憶を解きほぐす重要な場面です。

ジュヴレ・シャンベルタン V.V. 2001|ドメーヌ・ギイヤール

同じ銘柄・別ヴィンテージを含む商品が表示される場合があります。


グラン・エシェゾー|D.R.C.

グラン・エシェゾーは、ブルゴーニュの特級畑です。

ヴォーヌ・ロマネ周辺に位置し、ピノ・ノワールから造られる深みのある赤ワインとして知られています。D.R.C.が造るグラン・エシェゾーは、世界的にも非常に高い評価を受ける名ワインです。

豊多香が緊張した面持ちでデキャンタージュしていたワインとして登場します。
雫が、父と豪華客船で旅をした記憶を思い出す場面につながるワインであり、第10巻のテーマである「記憶」と「旅立ち」に関わる一本です。


シャトー・ペトリュス 1970

シャトー・ペトリュスは、ボルドー右岸ポムロールを代表する超高級ワインです。

メルローを主体に造られ、濃密な果実味、なめらかな質感、深い余韻を持つワインとして知られています。ボルドー右岸を象徴する存在であり、世界的にも非常に希少なワインです。

映画監督・黒川が、雫たちに飲ませたグレートヴィンテージのワインとして登場します。
このペトリュス1970を飲んだ雫は、ワインの本質をあらためて見つめ直します。第三の使徒を探すうえで、雫の経験値を大きく押し広げる一本です。

シャトー・ペトリュス 1970

同じ銘柄・別ヴィンテージを含む商品が表示される場合があります。


クロ・ヴージョ 2001|アンヌ・グロ

クロ・ヴージョは、ブルゴーニュの特級畑のひとつです。

歴史ある畑であり、造り手によってさまざまな表情を見せるワインとして知られています。アンヌ・グロは、ブルゴーニュの実力ある生産者のひとりです。

遠峰一青とセーラがレストランで飲んだワインとして登場します。
雫がペトリュスを飲んだことをセーラが遠峰に伝えようとしますが、結局その話はしません。二人の関係性の変化がにじむ場面です。

クロ・ヴージョ 2001|アンヌ・グロ

同じ銘柄・別ヴィンテージを含む商品が表示される場合があります。


シャトー・グラン・ピュイ・ラコスト 1985

シャトー・グラン・ピュイ・ラコストは、ボルドー地方ポイヤック村の格付けシャトーです。

五大シャトーほどの知名度ではありませんが、クラシックなポイヤックらしさを持つ実力派ワインとして知られています。

美島が、雫とみやびにブラインドで飲ませたワインとして登場します。
同じヴィンテージでも、シャトー蔵出しのワインと、流通過程で店を転々としてきたワインでは状態が変わることが描かれます。
この場面は、ワインの価値が銘柄や年だけでなく、保管状態によっても大きく左右されることを示しています。

シャトー・グラン・ピュイ・ラコスト 1985

同じ銘柄・別ヴィンテージを含む商品が表示される場合があります。


バローロ・マラスコ|フランコ・マルティネッティ

バローロは、イタリア・ピエモンテ州を代表する赤ワインです。

ネッビオーロから造られ、力強いタンニン、華やかな香り、長期熟成力を持つワインとして知られています。「イタリアワインの王」と呼ばれることもあります。

本間が見つけてきた掘り出し物ワインとして登場します。
第10巻では、フランスワインだけでなく、イタリアワインの存在感もさりげなく描かれています。

バローロ・マラスコ|フランコ・マルティネッティ

同じ銘柄・別ヴィンテージを含む商品が表示される場合があります。


シャトー・マルゴー

シャトー・マルゴーは、ボルドー五大シャトーのひとつです。

マルゴー村を代表するワインで、優美さ、華やかさ、気品を持つ赤ワインとして知られています。

軽井沢の旧三笠ホテルをたとえる場面で登場します。
古い建築物が持つ美しさや、過ぎ去った時代の記憶を語る中で、シャトー・マルゴーの古酒のようなイメージが重ねられます。


シャトーヌフ・デュ・パプ・ブラン・ルーサンヌ V.V.|シャトー・ド・ボーカステル

シャトーヌフ・デュ・パプは、フランス・ローヌ地方を代表するワイン産地です。

赤ワインの印象が強い産地ですが、白ワインも造られています。ルーサンヌは白ブドウ品種で、芳醇な香り、厚みのある味わい、熟成による複雑さが魅力です。

V.V.は古樹を意味し、古い樹から造られることで、凝縮感や奥行きが生まれます。

建築家・富岡との食事で、雫たちが飲んだワインとして登場します。
オマール海老のテリーヌと合わせて飲まれ、雫たちは第三の使徒につながる「V.V.」という手がかりへ近づいていきます。

シャトーヌフ・デュ・パプ・ブラン・ルーサンヌ V.V.|シャトー・ド・ボーカステル

同じ銘柄・別ヴィンテージを含む商品が表示される場合があります。


メルロー V.V.|山脇老人のワイン

第10巻の終盤では、ワイン用ブドウの栽培に携わる山脇老人が造ったメルローのV.V.が登場します。

銘柄は明示されていませんが、古い樹から造られたメルローであり、「蘇る思い出」という感覚を雫に与える重要なワインです。

山脇老人が祖父の思いを継いで造ったワインとして登場します。
雫はこのワインから、第三の使徒に近づく確信を得ます。第10巻のテーマである「過去から未来へつながる記憶」を象徴するワインです。

メルロー V.V.|山脇老人

同じ銘柄・別ヴィンテージを含む商品が表示される場合があります。


第10巻で特に注目したいワイン

シャトー・ペトリュス 1970

第10巻で特に重要なのが、黒川監督が雫たちに飲ませるシャトー・ペトリュス1970です。

雫にとって、ワインの経験値を大きく広げる一本であり、第三の使徒を探すための感性を磨くきっかけになります。

ジュヴレ・シャンベルタン V.V. 2001

松下七海の過去に関わる思い出のワインです。

ワインが人の記憶を封印することもあれば、過去から前に進むきっかけにもなることを示す一本です。

シャトーヌフ・デュ・パプ・ブラン・ルーサンヌ V.V.

第三の使徒探しにおいて、「V.V.」という重要な手がかりにつながる白ワインです。

古樹のワインが持つ奥行きや、過去から続く時間の流れを感じさせる一本です。

『神の雫』第10巻のワインを楽しむなら

第10巻のワインを楽しむなら、まずは「V.V.」と表記されたワインに注目するのがおすすめです。

V.V.は古樹を意味し、古いブドウ樹から造られるワインは、凝縮感や深み、時間の積み重なりを感じやすい傾向があります。

ブルゴーニュなら、ジュヴレ・シャンベルタンやクロ・ヴージョなどのピノ・ノワールを選ぶと、第10巻に登場するワインの雰囲気を楽しめます。

ボルドーなら、ペトリュスそのものは非常に高価ですが、ポムロールやサン・テミリオンなど、メルロー主体の右岸ワインを選ぶと近い世界観を味わいやすくなります。

白ワインでは、ローヌのルーサンヌや、ふくよかなシャルドネ系の白ワインもおすすめです。料理と合わせるなら、オマール海老やクリーム系の料理と相性を楽しめます。

まとめ

『神の雫』第10巻は、第三の使徒探しを通じて、雫が「郷愁」や「記憶」と向き合っていく巻です。

登場するワインは、シャトー・ブラネール・デュクリュ、シャトー・ラフィット・ロートシルト、シャトー・キノ・ランクロ、ジュヴレ・シャンベルタンV.V.、グラン・エシェゾー、シャトー・ペトリュス、クロ・ヴージョ、シャトー・グラン・ピュイ・ラコスト、バローロ・マラスコ、シャトーヌフ・デュ・パプ・ブラン・ルーサンヌV.V.などです。

特にシャトー・ペトリュス1970は、雫のワイン経験を広げる重要な一本として登場します。

また、ジュヴレ・シャンベルタンV.V.やシャトーヌフ・デュ・パプ・ブラン・ルーサンヌV.V.は、第三の使徒に近づくための「古樹」「記憶」「受け継がれる時間」というテーマを印象づけます。

第10巻は、ワインが人の過去を呼び起こし、未来へ向かうための手がかりにもなることを描いた一冊です。

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