『神の雫』第18巻では、「第五の使徒」をめぐる対決に決着がつきます。
雫が選んだワインは第五の使徒ではなく、遠峰一青が選んだシュヴァリエ・モンラッシェが第五の使徒として認められます。マッターホルン登頂を経て雫がつかんだ感覚と、遠峰が導き出した答え。その違いが、ワインの表現とともに描かれる重要な巻です。
後半では、雫を励ますワイン会、高杉と萌黄のエピソード、さらに中華料理とワインのマリアージュへと物語が進んでいきます。
この記事では、『神の雫』第18巻に登場した主なワインを一覧で整理し、それぞれの特徴や登場シーンをわかりやすく紹介します。
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『神の雫』第18巻に登場した主なワイン一覧
| ワイン名 | ヴィンテージ | 生産者 | 産地 | 種類 |
|---|---|---|---|---|
| モンラッシェ | 2000 | マルク・コラン | フランス・ブルゴーニュ | 白 |
| シュヴァリエ・モンラッシェ | 2000 | ミシェル・コラン・ドレジェ | フランス・ブルゴーニュ | 白 |
| ノクターン | NV | テタンジェ | フランス・シャンパーニュ | 泡白 |
| コンドリュー・ラ・ドリアーヌ | 不明 | E.ギガル | フランス・ローヌ | 白 |
| ルーチェ | 1997 | ルーチェ・デッラ・ヴィーテ | イタリア・トスカーナ | 赤 |
| ハーラン・エステート | 1994 | ハーラン・エステート | アメリカ・カリフォルニア | 赤 |
| コート・デュ・ローヌ | 不明 | ドメーヌ・ド・ラ・ジャナス | フランス・ローヌ | 赤 |
| 甲州 きいろ香 | 2007 | シャトー・メルシャン | 日本・山梨 | 白 |
| ヴォーヌ・ロマネ・1er・クロ・パラントゥ | 1999 | アンリ・ジャイエ | フランス・ブルゴーニュ | 赤 |
| ヴォーヌ・ロマネ・1er・クロ・パラントゥ | 1999 | エマニュエル・ルジェ | フランス・ブルゴーニュ | 赤 |
| シャンボール・ミュジニー・1er・レ・ザムルーズ | 2001 | ジョルジュ・ルーミエ | フランス・ブルゴーニュ | 赤 |
| シャトー・パルメ | 1999 | シャトー・パルメ | フランス・ボルドー | 赤 |
| シャトーヌフ・デュ・パプ キュヴェ・ダ・カポ | 2000 | ドメーヌ・デュ・ペゴー | フランス・ローヌ | 赤 |
| シャトー・ラフルール | 1994 | シャトー・ラフルール | フランス・ボルドー | 赤 |
| グラヴェッロ | 不明 | リブランディ | イタリア・カラブリア | 赤 |
| バローロ・コロネッロ | 2000 | アルド・コンテルノ | イタリア・ピエモンテ | 赤 |
| ヴィニャ・ディ・ガブリ | 2006 | ドンナフガータ | イタリア・シチリア | 白 |
『神の雫』第18巻に登場した主なワイン詳細
モンラッシェ 2000|マルク・コラン
モンラッシェは、ブルゴーニュ白ワインの頂点ともいわれる特級畑です。シャルドネから造られ、圧倒的なスケール感、豊かな果実味、強いミネラル、長い余韻を備えています。
マルク・コランは、サン・トーバンやシャサーニュ・モンラッシェを拠点とする生産者です。
モンラッシェ 2000|マルク・コラン
同じ銘柄・別ヴィンテージを含む商品が表示される場合があります。
シュヴァリエ・モンラッシェ 2000|ミシェル・コラン・ドレジェ
シュヴァリエ・モンラッシェは、モンラッシェに隣接するブルゴーニュの特級畑です。モンラッシェよりも硬質で、鋭いミネラル感や気品を感じさせる白ワインとして語られることがあります。
ミシェル・コラン・ドレジェは、ブルゴーニュ白ワインの名手として知られています。
シュヴァリエ・モンラッシェ 2000|ミシェル・コラン・ドレジェ
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ノクターン|テタンジェ
テタンジェは、シャンパーニュを代表する名門メゾンのひとつです。ノクターンは、やや甘みを感じるやわらかなスタイルのシャンパーニュで、夜に楽しむワインとしても印象的な一本です。
シャルドネ、ピノ・ノワール、ピノ・ムニエをブレンドし、華やかで親しみやすい味わいを持っています。
ノクターン NV|テタンジェ
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コンドリュー・ラ・ドリアーヌ|E.ギガル
コンドリューは、フランス・ローヌ地方でヴィオニエから造られる白ワインです。白い花、アプリコット、桃を思わせる華やかな香りと、ふくよかな口当たりが特徴です。
E.ギガルのラ・ドリアーヌは、コンドリューの中でも高い評価を受けるキュヴェです。
コンドリュー・ラ・ドリアーヌ|E.ギガル
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ルーチェ 1997|ルーチェ・デッラ・ヴィーテ
ルーチェは、イタリア・トスカーナのスーパータスカンとして知られる赤ワインです。メルローとサンジョヴェーゼを主体に造られ、イタリアらしさと国際的なスタイルを兼ね備えています。
濃密な果実味、なめらかなタンニン、華やかな香りが特徴です。
ルーチェ 1997|ルーチェ・デッラ・ヴィーテ
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ハーラン・エステート 1994
ハーラン・エステートは、アメリカ・カリフォルニアのナパ・ヴァレーを代表するカルトワインです。カベルネ・ソーヴィニヨンを主体に、濃厚な果実味、凝縮感、力強い骨格を備えています。
1994年は高い評価を受けたヴィンテージとして知られ、ハーラン・エステートの名声を高めた年のひとつです。
ハーラン・エステート 1994
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コート・デュ・ローヌ|ドメーヌ・ド・ラ・ジャナス
ドメーヌ・ド・ラ・ジャナスは、ローヌ地方の名生産者です。シャトーヌフ・デュ・パプで特に知られていますが、コート・デュ・ローヌでも高品質なワインを造ります。
グルナッシュやシラーを主体とした、果実味豊かでスパイシーな赤ワインです。
コート・デュ・ローヌ|ドメーヌ・ド・ラ・ジャナス
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甲州 きいろ香 2007|シャトー・メルシャン
甲州 きいろ香は、シャトー・メルシャンが手がける日本ワインです。甲州種の香りの可能性を引き出したワインとして知られ、柑橘や白い花を思わせる香りが特徴です。
日本ワインらしい繊細さがあり、和食にも合わせやすい白ワインです。
甲州 きいろ香 2007|シャトー・メルシャン
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ヴォーヌ・ロマネ・1er・クロ・パラントゥ 1999|アンリ・ジャイエ
クロ・パラントゥは、ブルゴーニュのヴォーヌ・ロマネにある一級畑です。アンリ・ジャイエが手がけたクロ・パラントゥは、世界的に伝説的なワインとして扱われています。
非常に希少で高価なワインであり、ブルゴーニュ愛好家にとって特別な存在です。
ヴォーヌ・ロマネ・1er・クロ・パラントゥ 1999|アンリ・ジャイエ
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ヴォーヌ・ロマネ・1er・クロ・パラントゥ 1999|エマニュエル・ルジェ
エマニュエル・ルジェは、アンリ・ジャイエの系譜を受け継ぐ生産者として知られています。クロ・パラントゥも非常に人気が高く、希少なブルゴーニュワインのひとつです。
華やかで妖艶な香り、繊細さ、深みを備えたピノ・ノワールです。
ヴォーヌ・ロマネ・1er・クロ・パラントゥ 1999|エマニュエル・ルジェ
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シャンボール・ミュジニー・1er・レ・ザムルーズ 2001|ジョルジュ・ルーミエ
レ・ザムルーズは、シャンボール・ミュジニーを代表する一級畑です。特級畑に匹敵する評価を受けることも多く、優美で繊細なピノ・ノワールを生みます。
ジョルジュ・ルーミエは、ブルゴーニュを代表する名門生産者です。
シャンボール・ミュジニー・1er・レ・ザムルーズ 2001|ジョルジュ・ルーミエ
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シャトー・パルメ 1999
シャトー・パルメは、ボルドー地方マルゴー村の格付け第3級シャトーです。格付け以上の評価を受けることも多く、メルロー比率の高さによるしなやかさと豊かさが魅力です。
マルゴーらしい華やかさと、ふくよかな質感を兼ね備えています。
シャトー・パルメ 1999
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シャトーヌフ・デュ・パプ キュヴェ・ダ・カポ 2000|ドメーヌ・デュ・ペゴー
シャトーヌフ・デュ・パプは、南ローヌを代表する赤ワインです。キュヴェ・ダ・カポは、ドメーヌ・デュ・ペゴーの特別なキュヴェで、非常に高い評価を受けることがあります。
グルナッシュを中心に、濃密な果実味、スパイス、力強い余韻を持つワインです。
シャトーヌフ・デュ・パプ キュヴェ・ダ・カポ 2000|ドメーヌ・デュ・ペゴー
同じ銘柄・別ヴィンテージを含む商品が表示される場合があります。
シャトー・ラフルール 1994
シャトー・ラフルールは、ボルドー右岸ポムロールを代表する名ワインです。メルローとカベルネ・フランを主体に、凝縮感と深みのある赤ワインを生みます。
第15巻では第四の使徒として登場した重要なワインです。
シャトー・ラフルール 1994
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グラヴェッロ|リブランディ
グラヴェッロは、イタリア南部カラブリアの生産者リブランディが造る赤ワインです。土着品種ガリオッポにカベルネ・ソーヴィニヨンを組み合わせた、個性的なワインです。
南イタリアらしい果実味と、しっかりした骨格を持っています。
グラヴェッロ|リブランディ
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バローロ・コロネッロ 2000|アルド・コンテルノ
バローロは、イタリア・ピエモンテ州を代表する赤ワインです。ネッビオーロから造られ、力強いタンニン、華やかな香り、長期熟成のポテンシャルを持ちます。
アルド・コンテルノは、バローロの名門生産者です。コロネッロは単一畑の個性を感じられるワインとして知られています。
バローロ・コロネッロ 2000|アルド・コンテルノ
同じ銘柄・別ヴィンテージを含む商品が表示される場合があります。
ヴィニャ・ディ・ガブリ 2006|ドンナフガータ
ヴィニャ・ディ・ガブリは、イタリア・シチリアの生産者ドンナフガータが造る白ワインです。アンソニカを中心とした地中海らしい白ワインで、白い花、柑橘、潮風を思わせる香りが魅力です。
シチリアらしい明るさと、料理に寄り添う爽やかさを持っています。
ヴィニャ・ディ・ガブリ 2006|ドンナフガータ
同じ銘柄・別ヴィンテージを含む商品が表示される場合があります。
第18巻で特に注目したいワイン
シュヴァリエ・モンラッシェ 2000
第18巻で最も重要なのは、第五の使徒として認められたシュヴァリエ・モンラッシェです。
モンラッシェではなく、シュヴァリエ・モンラッシェであることが、第五の使徒の表現に深く関わっています。試練と達成感を象徴する一本です。
甲州 きいろ香 2007
第18巻では、日本ワインである甲州 きいろ香も印象的です。
萌黄のブラインドテイスティングの場面で登場し、控えめながら美しい香りを持つ日本ワインとして描かれます。日本ワインに興味を持つきっかけにもなる一本です。
ヴィニャ・ディ・ガブリ 2006
後半の中華料理とのマリアージュでは、ヴィニャ・ディ・ガブリが注目ワインです。
ニンニクや中華料理に合わせるワインとして登場し、イタリア白ワインの意外な使いやすさを感じさせます。
『神の雫』第18巻のワインを楽しむなら
第18巻のワインを楽しむなら、まずはブルゴーニュの白ワインに注目するのがおすすめです。
モンラッシェやシュヴァリエ・モンラッシェは非常に高価で希少ですが、サン・トーバン、ピュリニー・モンラッシェ、シャサーニュ・モンラッシェなどのシャルドネを選ぶと、第五の使徒につながるミネラル感や緊張感を楽しみやすくなります。
気軽に楽しむなら、テタンジェのようなシャンパーニュ、甲州 きいろ香のような日本ワイン、ドンナフガータのシチリア白ワインもおすすめです。
中華料理やニンニクを使った料理に合わせるなら、シチリアやカラブリアなど南イタリアのワインを試してみると、第18巻の後半の雰囲気を楽しめます。
まとめ
『神の雫』第18巻は、第五の使徒の決着と、その後の新たなマリアージュ編への入り口が描かれる巻です。
登場するワインは、モンラッシェ、シュヴァリエ・モンラッシェ、テタンジェ・ノクターン、コンドリュー・ラ・ドリアーヌ、ルーチェ、ハーラン・エステート、甲州 きいろ香、クロ・パラントゥ、レ・ザムルーズ、シャトー・パルメ、シャトー・ラフルール、バローロ、ヴィニャ・ディ・ガブリなど、非常に幅広い内容です。
特にシュヴァリエ・モンラッシェは、第五の使徒として物語上とても重要なワインです。一方で、甲州 きいろ香やヴィニャ・ディ・ガブリのように、日常の食事や料理との相性を考えやすいワインも印象的に登場します。
第18巻は、偉大な白ワインの世界と、料理に寄り添うワインの楽しさの両方を味わえる一冊です。