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ソムリエール 第11巻のワインリスト|登場ワイン・詳細・登場シーンを解説

『ソムリエール』第11巻では、樹カナがレスポワールを離れ、銀座のワインバー「V・B」のオーナーとして新たな一歩を踏み出します。
前半では、世界最高の白ワインを求める客や、謎の老人・景山との出会いが描かれ、後半ではV・Bの開店、蓮見との出会い、ワイン嫌いの女性、そして月末の会計チェックまで、カナが店を持つことの難しさと向き合っていきます。
登場するワインは、DRCのモンラッシェ、シャトー・ラフルール、アルガブランカ・イセハラ、シネ・クア・ノン、アンリ・ジャイエのリシュブール、エゴン・ミューラー、ジャン・ルイ・シャーヴなど、非常に幅広い内容です。
この記事では、『ソムリエール』第11巻に登場した主なワインを一覧で整理し、それぞれの特徴や登場シーンをわかりやすく紹介します。
※当サイトでは商品紹介リンクを掲載しています。
※20歳未満の飲酒は法律で禁止されています。

目次

『ソムリエール』第11巻に登場した主なワイン一覧

ワイン名ヴィンテージ生産者産地種類
モンラッシェ1985・1990DRCフランス・ブルゴーニュ
ヌシャテル・シャスラ・ヴァランタン2007ドメーヌ・ジャン・ポール・リュダンスイス・ヌシャテル
オイユ・ドュ・ペルドリ・レ・ショーメ2003不明スイスロゼ
シャトー・ラフルール1982シャトー・ラフルールフランス・ボルドー
アルガブランカ・イセハラ2008勝沼醸造日本・山梨
プイィ・フュメ・バロン・ド・エル2000ラドゥセットフランス・ロワール
シャルドネ不明ハミルトン・ラッセル南アフリカ
アトランティス Fe2O3-1a2005シネ・クア・ノンアメリカ・カリフォルニア
リシュブール1985アンリ・ジャイエフランス・ブルゴーニュ
シャトー・ペトリュス1982シャトー・ペトリュスフランス・ボルドー
シャルツホーフベルガー・リースリング・シュペトレーゼ1990エゴン・ミューラードイツ・モーゼル
バルバレスコ・アジリ1996ブルーノ・ジャコーザイタリア・ピエモンテ
シャトー・ソシアンド・マレ1990シャトー・ソシアンド・マレフランス・ボルドー
エルミタージュ・ルージュ2003・1990ジャン・ルイ・シャーヴフランス・ローヌ
ガバ・ティント2006テルモ・ロドリゲススペイン・バルデオラス

『ソムリエール』第11巻に登場した主なワイン詳細

モンラッシェ 1985・1990|DRC

モンラッシェは、ブルゴーニュ最高峰の白ワインを生む特級畑です。

中でもDRC、ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティが造るモンラッシェは、世界最高峰の白ワインとして知られています。生産量が非常に少なく、香り、厚み、ミネラル感、余韻の長さを兼ね備えた特別なワインです。

会社を独立した山口が、元部下のOLたちとレスポワールで食事をする場面で登場します。
山口は「世界最高の白ワイン」を注文しようとします。その候補としてDRCのモンラッシェが出てきますが、片瀬は別のワインをサーブします。

モンラッシェ 1985・1990|DRC

同じ銘柄・別ヴィンテージを含む商品が表示される場合があります。


ヌシャテル・シャスラ・ヴァランタン 2007|ドメーヌ・ジャン・ポール・リュダン

ヌシャテル・シャスラは、スイス・ヌシャテル地方で造られる白ワインです。

シャスラはスイスで広く栽培される白ブドウ品種で、軽やかで繊細な味わい、穏やかな果実味、料理に寄り添うやさしい口当たりが特徴です。

高級感を前面に出すワインではありませんが、気取らずに人と分かち合うには非常に魅力的な一本です。

片瀬が山口に出したワインとして登場します。
山口は世界最高の白ワインを求めますが、片瀬は高価なモンラッシェではなく、山口の場面にふさわしいスイスの白ワインを選びます。「最高」とは価格や知名度だけで決まらないことを示すエピソードです。

ヌシャテル・シャスラ・ヴァランタン 2007|ドメーヌ・ジャン・ポール・リュダン

同じ銘柄・別ヴィンテージを含む商品が表示される場合があります。


オイユ・ドュ・ペルドリ・レ・ショーメ 2003

オイユ・ドュ・ペルドリは、フランス語で「山うずらの目」を意味する言葉で、淡いロゼ色のワインを指す表現として知られています。

スイスのヌシャテルでは、ピノ・ノワールから淡い色合いのロゼワインが造られており、繊細な色調と軽やかな味わいが特徴です。

カナがワインの色について説明する背景に使われたワインとして登場します。
「青いワイン」というエピソードの中で、ワインの色をどう見るか、色がどのように印象を左右するかが描かれます。

オイユ・ドュ・ペルドリ・レ・ショーメ 2003

同じ銘柄・別ヴィンテージを含む商品が表示される場合があります。


シャトー・ラフルール 1982

シャトー・ラフルールは、フランス・ボルドー地方ポムロールを代表する名門シャトーです。

ペトリュスに並ぶほど高く評価されることもあるワインで、メルローとカベルネ・フランを主体に、力強さと深い複雑さを備えています。1982年はボルドーの偉大なヴィンテージとして知られています。

カナが「V・B」のセラーで選んだワインとして登場します。
レスポワールを離れたカナが、景山の示す条件に導かれて新たな場所へ進む流れの中で登場する、重要なボルドーワインです。

シャトー・ラフルール 1982

同じ銘柄・別ヴィンテージを含む商品が表示される場合があります。


アルガブランカ・イセハラ 2008|勝沼醸造

アルガブランカ・イセハラは、山梨県の勝沼醸造が手がける日本ワインです。

甲州から造られる白ワインで、日本ワインの中でも高い評価を受ける一本です。繊細な香り、きれいな酸、和食にも合わせやすい上品な味わいが特徴です。

カナがV・Bの開店サービスで振る舞ったワインとして登場します。
銀座のワインバーの開店に、日本の甲州ワインを選ぶところに、カナらしい姿勢が表れています。高級ワインではなく、土地と人に寄り添うワインを選ぶ場面です。

アルガブランカ・イセハラ 2008|勝沼醸造

同じ銘柄・別ヴィンテージを含む商品が表示される場合があります。


プイィ・フュメ・バロン・ド・エル 2000|ラドゥセット

プイィ・フュメは、フランス・ロワール地方の白ワインです。

ソーヴィニヨン・ブランから造られ、柑橘系の香り、爽やかな酸、火打石を思わせるミネラル感が特徴です。ラドゥセットのバロン・ド・エルは、プイィ・フュメを代表する高級キュヴェとして知られています。

カナが同伴客に出したワインとして登場します。
V・Bのオーナーとなったカナが、客の場面や空気を見ながらワインを選ぶ力を見せる場面です。

プイィ・フュメ・バロン・ド・エル 2000|ラドゥセット

同じ銘柄・別ヴィンテージを含む商品が表示される場合があります。


シャルドネ|ハミルトン・ラッセル

ハミルトン・ラッセルは、南アフリカを代表する生産者です。

特にシャルドネとピノ・ノワールで知られ、冷涼な気候を生かしたエレガントなワインを造ります。南アフリカワインの品質を知るうえで、覚えておきたい造り手です。

V・Bの客が飲もうとしたワインとして登場します。
このエピソードでは、かつてV・Bで働いていた蓮見の接客の才能に、カナが魅せられていきます。

シャルドネ|ハミルトン・ラッセル

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アトランティス Fe2O3-1a 2005|シネ・クア・ノン

シネ・クア・ノンは、アメリカ・カリフォルニアの非常に個性的な生産者です。

少量生産で、ラベルやワイン名も独創的なものが多く、世界中のワイン愛好家から高い人気を集めています。アトランティス Fe2O3-1aは、シネ・クア・ノンらしい濃密さと個性を持つワインです。

カナが蓮見に飲ませたワインとして登場します。
蓮見の才能を見抜いたカナが、彼をV・Bに迎え入れる流れの中で使われます。強い個性を持つワインが、蓮見という人物の存在感と重なります。

アトランティス Fe2O3-1a 2005|シネ・クア・ノン

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リシュブール 1985|アンリ・ジャイエ

リシュブールは、ブルゴーニュのヴォーヌ・ロマネ村にある特級畑です。

アンリ・ジャイエは、ブルゴーニュの伝説的な造り手として知られています。そのリシュブールは、非常に希少で高価なワインです。

大手代理店の部長が、V・Bに持ち込んだワインとして登場します。
広告代理店勤務の持田が、ワイン嫌いな桐野サキをワインのCMに起用するため、カナに助けを求めるエピソードで登場します。

リシュブール 1985|アンリ・ジャイエ

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シャトー・ペトリュス 1982

シャトー・ペトリュスは、フランス・ボルドー地方ポムロールを代表する最高級ワインです。

メルロー主体で造られ、濃密な果実味、なめらかな質感、長期熟成力を持ちます。1982年はボルドーの偉大なヴィンテージとして有名です。

リシュブールと同じく、大手代理店の部長がV・Bに持ち込んだワインとして登場します。
高級ワインが並ぶ場面ですが、カナが桐野サキのために選ぶワインは別の一本です。

シャトー・ペトリュス 1982

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シャルツホーフベルガー・リースリング・シュペトレーゼ 1990|エゴン・ミューラー

エゴン・ミューラーは、ドイツ・モーゼルを代表する名門生産者です。

シャルツホーフベルガーは、ザール地区の銘醸畑として知られています。リースリングから造られるシュペトレーゼは、繊細な甘み、美しい酸、透明感のある香りが魅力です。

カナが、ワイン嫌いの桐野サキのために選んだワインとして登場します。
高級な赤ワインではなく、サキの感覚に寄り添うように選ばれた一本です。ワイン嫌いの人に対して、どんなワインなら心を開けるのかを考えさせる場面です。


バルバレスコ・アジリ 1996|ブルーノ・ジャコーザ

バルバレスコ・アジリは、イタリア・ピエモンテの銘醸畑アジリから造られる赤ワインです。

ブルーノ・ジャコーザは、ピエモンテを代表する名門生産者で、ネッビオーロの繊細さと気品を引き出す造りで知られています。

陣が、カナに「安すぎる」と指摘したワインとして登場します。
V・Bの最初の月末に、景山が会計士の増田を伴って現れるエピソードで使われます。理想だけでは店は続かないという現実が描かれます。

バルバレスコ・アジリ 1996|ブルーノ・ジャコーザ

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シャトー・ソシアンド・マレ 1990

シャトー・ソシアンド・マレは、フランス・ボルドー地方オー・メドックの赤ワインです。

格付けシャトーではありませんが、品質の高さで知られ、しっかりとした骨格と熟成力を持つ実力派のボルドーワインです。

バルバレスコ・アジリと同じく、陣がカナに価格設定を指摘したワインとして登場します。
カナの理想と、店を運営するための現実的な視点がぶつかる場面です。

シャトー・ソシアンド・マレ 1990

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エルミタージュ・ルージュ 2003・1990|ジャン・ルイ・シャーヴ

ジャン・ルイ・シャーヴは、ローヌ北部エルミタージュを代表する名門生産者です。

エルミタージュ・ルージュはシラーから造られる赤ワインで、力強い果実味、スパイス感、長期熟成による複雑さを持ちます。

増田がブラインドで主張したワイン、そして最後に注文したワインとして登場します。
カナとのやり取りを通じて、増田の見方や心情が少しずつ変わっていく場面に関わるワインです。

エルミタージュ・ルージュ 2003・1990|ジャン・ルイ・シャーヴ

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ガバ・ティント 2006|テルモ・ロドリゲス

ガバ・ティントは、スペイン・バルデオラスの赤ワインです。

テルモ・ロドリゲスは、スペイン各地の土地に根ざしたワイン造りで知られる生産者です。ガバ・ティントは、メンシアなどスペイン北西部らしい品種の個性を楽しめる、親しみやすい赤ワインです。

カナが増田にブラインドで飲ませたワインとして登場します。
増田はエルミタージュだと主張しますが、実際にはスペインのガバ・ティントでした。その後、増田が持ち帰るワインとしても登場します。

ガバ・ティント 2006|テルモ・ロドリゲス

同じ銘柄・別ヴィンテージを含む商品が表示される場合があります。


第11巻で特に注目したいワイン

ヌシャテル・シャスラ・ヴァランタン 2007

「最高の白ワイン」というテーマに対して、片瀬が選ぶスイスの白ワインです。

高価なモンラッシェではなく、その場にふさわしい一本を選ぶという『ソムリエール』らしい価値観がよく表れています。

アルガブランカ・イセハラ 2008

V・Bの開店サービスで振る舞われる日本ワインです。

カナの新しい出発に、日本の甲州ワインが使われる点が印象的です。

アトランティス Fe2O3-1a 2005|シネ・クア・ノン

蓮見の登場エピソードで使われる、非常に個性的なカリフォルニアワインです。

V・Bに必要な人材を見抜くカナの視点と、ワインの強い個性が重なります。

シャルツホーフベルガー・リースリング・シュペトレーゼ 1990

ワイン嫌いの桐野サキのためにカナが選ぶワインです。

高級赤ワインではなく、繊細な甘みと酸を持つドイツのリースリングを選ぶ点が重要です。

ガバ・ティント 2006

増田とのブラインドテイスティングで登場するスペインワインです。

価格や先入観ではなく、実際に飲んだ印象でワインと向き合うことの大切さを示す一本です。

『ソムリエール』第11巻のワインを楽しむなら

第11巻の雰囲気を楽しむなら、まずは日本ワインとドイツのリースリングに注目するのがおすすめです。

アルガブランカ・イセハラは非常に評価の高い甲州ワインで、日本ワインの繊細さを知る入口になります。甲州の白ワインは和食にも合わせやすく、普段の食事でも楽しみやすいワインです。

ワインが苦手な人にすすめるなら、エゴン・ミューラーのような高級品でなくても、ドイツやモーゼルのやや甘口リースリングを選ぶとよいでしょう。酸と甘みのバランスがよく、赤ワインの渋みが苦手な人にも向いています。

赤ワインなら、スペインのメンシアやボルドー右岸のメルロー主体ワインもおすすめです。価格だけでなく、飲みやすさや場面に合うかどうかを考えると、第11巻のテーマに近い楽しみ方ができます。

まとめ

『ソムリエール』第11巻は、カナがレスポワールを離れ、銀座ワインバー「V・B」のオーナーとして新たな挑戦を始める巻です。

登場するワインは、DRCのモンラッシェ、ヌシャテル・シャスラ、シャトー・ラフルール、アルガブランカ・イセハラ、プイィ・フュメ、シネ・クア・ノン、アンリ・ジャイエのリシュブール、ペトリュス、エゴン・ミューラー、ブルーノ・ジャコーザ、ジャン・ルイ・シャーヴ、ガバ・ティントなど多彩です。

中でも、ヌシャテル・シャスラ、アルガブランカ・イセハラ、シャルツホーフベルガー・リースリング、ガバ・ティントは、第11巻の物語と強く結びついた印象的なワインです。

『ソムリエール』第11巻は、ワインの知識だけでなく、店を持つこと、人を雇うこと、客に向き合うことの難しさを描いた一冊です。

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