『神の雫』第32巻では、いよいよ「第十の使徒」編が始まります。
第十の使徒のテーマは「希望」。その手がかりとして、雫と遠峰一青はブルゴーニュのピノ・ノワールを中心に、複雑で奥深いワインの世界へ踏み込んでいきます。
第32巻には、ヴォーヌ・ロマネ、ニュイ・サン・ジョルジュ、シャンボール・ミュジニー、ジュヴレ・シャンベルタン、モレ・サン・ドニなど、ブルゴーニュの重要な産地のワインが多数登場します。
この記事では、『神の雫』第32巻に登場したワインを一覧で整理し、それぞれの特徴や登場シーンを紹介します。
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『神の雫』第32巻に登場した主なワイン一覧
| ワイン名 | ヴィンテージ | 生産者 | 産地 | 種類 |
|---|---|---|---|---|
| ヴォーヌ・ロマネ・シャン・ペルドリ・ヴィエーユ・ヴィーニュ | 2005 | クリストフ・ペロ・ミノ | フランス・ブルゴーニュ | 赤 |
| ニュイ・サン・ジョルジュ・クロ・ド・ラルロ・ブラン | 2007 | ドメーヌ・ド・ラルロ | フランス・ブルゴーニュ | 白 |
| ニュイ・サン・ジョルジュ・クロ・ド・ラルロ | 2007 | ドメーヌ・ド・ラルロ | フランス・ブルゴーニュ | 赤 |
| ブルゴーニュ・ブラン | 2007? | ドメーヌ・コント・ジョルジュ・ド・ヴォギュエ | フランス・ブルゴーニュ | 白 |
| シャンボール・ミュジニー・1er・レ・ザムルーズ | 2001 | ジョルジュ・ルーミエ | フランス・ブルゴーニュ | 赤 |
| ジュヴレ・シャンベルタン・プルミエ・クリュ | 2004 | ドゥニ・モルテ | フランス・ブルゴーニュ | 赤 |
| モンラッシェ | 1976 | ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ | フランス・ブルゴーニュ | 白 |
| シャトー・パルメ | 1999 | シャトー・パルメ | フランス・ボルドー | 赤 |
| バローロ・カンヌビ・ボスキス | 2001 | ルチアーノ・サンドローネ | イタリア・ピエモンテ | 赤 |
| ブルゴーニュ・ルージュ | 1999 | メゾン・ルロワ | フランス・ブルゴーニュ | 赤 |
| マルサネ・レ・ロンジュロワ | 2009 | ドメーヌ・コワイヨ | フランス・ブルゴーニュ | 赤 |
| ロマネ・コンティ | 不明 | ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ | フランス・ブルゴーニュ | 赤 |
| ヴォーヌ・ロマネ・クロ・パラントゥー | 1999 | アンリ・ジャイエ | フランス・ブルゴーニュ | 赤 |
| ヴォーヌ・ロマネ・クロ・パラントゥー | 1999 | エマニュエル・ルジェ | フランス・ブルゴーニュ | 赤 |
| ジュヴレ・シャンベルタン | 2006 | ルー・デュモン | フランス・ブルゴーニュ | 赤 |
| モレ・サン・ドニ 1er オー・シェゾー | 2005 | ヴァンサン・ジャニアール | フランス・ブルゴーニュ | 赤 |
| モレ・サン・ドニ 1er クロ・ド・ラ・ビュシエール | 2005 | ジョルジュ・ルーミエ | フランス・ブルゴーニュ | 赤 |
| シャンボール・ミュジニー | 2005 | ルー・デュモン | フランス・ブルゴーニュ | 赤 |
| 波紋 | 2010 | ダイアトム | アメリカ・カリフォルニア | 白 |
『神の雫』第32巻に登場した主なワイン詳細
ヴォーヌ・ロマネ・シャン・ペルドリ・ヴィエーユ・ヴィーニュ 2005|クリストフ・ペロ・ミノ
ヴォーヌ・ロマネは、ブルゴーニュの中でも特に華やかで官能的な赤ワインを生む村として知られています。
クリストフ・ペロ・ミノは、果実味の美しさと香りの豊かさに定評のある造り手です。シャン・ペルドリのヴィエーユ・ヴィーニュは、古木由来の凝縮感と、ヴォーヌ・ロマネらしい気品を楽しめるワインです。
ヴォーヌ・ロマネ・シャン・ペルドリ・ヴィエーユ・ヴィーニュ 2005|クリストフ・ペロ・ミノ
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ニュイ・サン・ジョルジュ・クロ・ド・ラルロ・ブラン 2007|ドメーヌ・ド・ラルロ
クロ・ド・ラルロ・ブランは、ニュイ・サン・ジョルジュの一級畑から造られる白ワインです。
ブルゴーニュのコート・ド・ニュイは赤ワインの印象が強い地域ですが、クロ・ド・ラルロでは白ワインも造られています。シャルドネらしい柑橘系の香り、白い果実、上品な酸が魅力です。
ニュイ・サン・ジョルジュ・クロ・ド・ラルロ・ブラン 2007|ドメーヌ・ド・ラルロ
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ニュイ・サン・ジョルジュ・クロ・ド・ラルロ 2007|ドメーヌ・ド・ラルロ
クロ・ド・ラルロの赤は、ピノ・ノワールから造られる一級畑のワインです。
華やかな果実味の奥に、ニュイ・サン・ジョルジュらしい骨格と品格があります。繊細さだけでなく、しっかりとした構成を感じられるブルゴーニュです。
ニュイ・サン・ジョルジュ・クロ・ド・ラルロ 2007|ドメーヌ・ド・ラルロ
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ブルゴーニュ・ブラン|ドメーヌ・コント・ジョルジュ・ド・ヴォギュエ
コント・ジョルジュ・ド・ヴォギュエは、シャンボール・ミュジニーを代表する名門ドメーヌです。
作中で語られるブルゴーニュ・ブランは、ミュジニー・ブランに関する説明の中で登場します。ミュジニーは赤ワインの特級畑として有名ですが、白ワインの存在もブルゴーニュの奥深さを示しています。
ブルゴーニュ・ブラン 2007?|ドメーヌ・コント・ジョルジュ・ド・ヴォギュエ
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シャンボール・ミュジニー・1er・レ・ザムルーズ 2001|ジョルジュ・ルーミエ
レ・ザムルーズは、シャンボール・ミュジニーを代表する一級畑です。特級畑に匹敵する評価を受けることも多く、ブルゴーニュ好きにとって憧れの畑のひとつです。
ジョルジュ・ルーミエが造るレ・ザムルーズは、繊細さ、香りの美しさ、優雅な余韻を備えた特別なワインとして知られています。
シャンボール・ミュジニー・1er・レ・ザムルーズ 2001|ジョルジュ・ルーミエ
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ジュヴレ・シャンベルタン・プルミエ・クリュ 2004|ドゥニ・モルテ
ジュヴレ・シャンベルタンは、ブルゴーニュの中でも力強いピノ・ノワールを生む村です。
ドゥニ・モルテのワインは、凝縮感とエレガンスを兼ね備えたスタイルで知られています。ジュヴレらしい骨格と、ピノ・ノワールの繊細さを同時に感じられる一本です。
ジュヴレ・シャンベルタン・プルミエ・クリュ 2004|ドゥニ・モルテ
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モンラッシェ 1976|ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ
モンラッシェは、世界最高峰の白ワインを生むブルゴーニュの特級畑です。
ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティが造るモンラッシェは、生産量が非常に少なく、希少性も価格も別格です。シャルドネの頂点のひとつとして語られる存在です。
モンラッシェ 1976|ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ
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シャトー・パルメ 1999
シャトー・パルメは、ボルドー地方マルゴー村を代表する格付けシャトーです。
カベルネ・ソーヴィニヨンやメルローを主体に造られ、優雅さ、しなやかさ、香りの華やかさを持つワインとして知られています。
シャトー・パルメ 1999
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バローロ・カンヌビ・ボスキス 2001|ルチアーノ・サンドローネ
バローロ・カンヌビ・ボスキスは、イタリア・ピエモンテの名門ルチアーノ・サンドローネが造る赤ワインです。
ネッビオーロから造られ、力強さ、香りの複雑さ、長い余韻を備えています。伝統的なバローロの厳格さに、現代的な柔らかさを加えたような魅力があります。
バローロ・カンヌビ・ボスキス 2001|ルチアーノ・サンドローネ
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ブルゴーニュ・ルージュ 1999|メゾン・ルロワ
メゾン・ルロワは、ブルゴーニュを代表する名門です。広域名のブルゴーニュ・ルージュであっても、造り手の力によって特別な存在感を放ちます。
ピノ・ノワールの果実味、繊細な香り、若々しい生命感を楽しめるワインです。
ブルゴーニュ・ルージュ 1999|メゾン・ルロワ
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マルサネ・レ・ロンジュロワ 2009|ドメーヌ・コワイヨ
マルサネは、ブルゴーニュ北部に位置する産地です。レ・ロンジュロワは、マルサネの中でも知られた区画のひとつです。
ドメーヌ・コワイヨのワインは、力強さと香りの華やかさを持ち、村名クラスながら存在感のある味わいを楽しめます。
マルサネ・レ・ロンジュロワ 2009|ドメーヌ・コワイヨ
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ロマネ・コンティ|ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ
ロマネ・コンティは、世界で最も有名な赤ワインのひとつです。ブルゴーニュのヴォーヌ・ロマネ村にある特級畑で、ピノ・ノワールの頂点として語られます。
圧倒的な希少性と価格で知られますが、それ以上に、香り、余韻、複雑さにおいて特別なワインとして扱われています。
ロマネ・コンティ|ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ
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ヴォーヌ・ロマネ・クロ・パラントゥー 1999|アンリ・ジャイエ
クロ・パラントゥーは、ヴォーヌ・ロマネの中でも伝説的な一級畑です。特にアンリ・ジャイエが手がけたワインは、ブルゴーニュ好きにとって特別な存在です。
深み、しなやかさ、妖艶な香りを備え、ピノ・ノワールの魅力を極限まで引き出したワインとして知られています。
ヴォーヌ・ロマネ・クロ・パラントゥー 1999|アンリ・ジャイエ
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ヴォーヌ・ロマネ・クロ・パラントゥー 1999|エマニュエル・ルジェ
エマニュエル・ルジェは、アンリ・ジャイエの系譜を受け継ぐ造り手として知られています。
同じクロ・パラントゥーでも、造り手によって表情が異なります。華やかで複雑、かつしなやかな味わいは、ヴォーヌ・ロマネらしさを強く感じさせます。
ヴォーヌ・ロマネ・クロ・パラントゥー 1999|エマニュエル・ルジェ
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ジュヴレ・シャンベルタン 2006|ルー・デュモン
ルー・デュモンは、日本人醸造家・仲田晃司氏がブルゴーニュで手がけるワインブランドです。
ジュヴレ・シャンベルタンは、力強さと深みを持つ赤ワインの産地です。ルー・デュモンのジュヴレは、力強さの中にも優しさやエレガンスが感じられるワインです。
ジュヴレ・シャンベルタン 2006|ルー・デュモン
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モレ・サン・ドニ 1er オー・シェゾー 2005|ヴァンサン・ジャニアール
モレ・サン・ドニは、ジュヴレ・シャンベルタンとシャンボール・ミュジニーの間に位置する村です。
オー・シェゾーは一級畑で、華やかさとミネラル感、しっかりとした構成を持つワインが生まれます。ヴァンサン・ジャニアールのワインは、比較的親しみやすい価格帯でブルゴーニュの魅力を感じられる造り手としても注目されます。
モレ・サン・ドニ 1er クロ・ド・ラ・ビュシエール 2005|ジョルジュ・ルーミエ
クロ・ド・ラ・ビュシエールは、ジョルジュ・ルーミエが所有するモレ・サン・ドニの一級畑です。
ルーミエらしい繊細さと、モレ・サン・ドニらしい骨格を併せ持つワインです。力強さだけでなく、柔らかさやフィネスを楽しめます。
モレ・サン・ドニ 1er クロ・ド・ラ・ビュシエール 2005|ジョルジュ・ルーミエ
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シャンボール・ミュジニー 2005|ルー・デュモン
シャンボール・ミュジニーは、ブルゴーニュの中でも優美で繊細なワインを生む村として知られています。
ルー・デュモンのシャンボール・ミュジニーは、静かな香りの広がりと、自然を思わせる透明感が魅力です。
波紋 2010|ダイアトム
波紋は、アメリカ・カリフォルニアで造られるシャルドネの白ワインです。
アメリカワインらしい華やかさや親しみやすさを持ちながら、エレガントな印象も備えています。日本的な名前も印象的で、作中でも特別な役割を持つワインです。
波紋 2010|ダイアトム
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第32巻で特に注目したいワイン
ニュイ・サン・ジョルジュ・クロ・ド・ラルロ 赤・白
第32巻の序盤で重要なのが、クロ・ド・ラルロの赤と白です。
同じ畑から生まれる赤ワインと白ワインが、オーベルジュ・ド・デュオの兄妹の関係と重ねられます。ワインの味わいだけでなく、物語上の意味も大きい組み合わせです。
ブルゴーニュ・ルージュ 1999|メゾン・ルロワ
メゾン・ルロワのブルゴーニュ・ルージュは、「原点のワイン」として登場します。
第十の使徒を探す中で、特級畑や高級ワインだけではなく、ブルゴーニュの基本に立ち返る大切さを感じさせる一本です。
波紋 2010|ダイアトム
波紋は、第32巻の終盤で遠峰一青が用意する白ワインです。
ブルゴーニュ中心の巻の中で、カリフォルニアのシャルドネが登場することで、ワインの選択肢の広さや、料理に合わせる柔軟さが印象に残ります。
『神の雫』第32巻のワインを楽しむなら
第32巻のワインを楽しむなら、まずはブルゴーニュのピノ・ノワールを軸に選ぶのがおすすめです。
ヴォーヌ・ロマネやシャンボール・ミュジニーが気になる方は、華やかで繊細なピノ・ノワールを探してみるとよいでしょう。
ジュヴレ・シャンベルタンやモレ・サン・ドニが気になる方は、少し力強さや骨格のあるブルゴーニュを選ぶと雰囲気を楽しみやすくなります。
クロ・ド・ラルロの赤白が気になる方は、同じ生産者の赤ワインと白ワインを飲み比べてみるのも面白い楽しみ方です。
メゾン・ルロワのような高額ワインが気になる場合は、まずは信頼できる生産者のブルゴーニュ・ルージュから試してみるのがおすすめです。
波紋が気になる方は、カリフォルニアのシャルドネを選ぶと、華やかさとふくらみのある白ワインを楽しめます。
まとめ
『神の雫』第32巻は、「第十の使徒」編の始まりとなる重要な巻です。
登場するワインは、ヴォーヌ・ロマネ、ニュイ・サン・ジョルジュ、シャンボール・ミュジニー、ジュヴレ・シャンベルタン、モレ・サン・ドニなど、ブルゴーニュのピノ・ノワールを深く知るうえで欠かせないものが中心です。
一方で、モンラッシェやシャトー・パルメ、バローロ、カリフォルニアのシャルドネ「波紋」なども登場し、ワインの世界の広がりを感じさせます。
第32巻を読んだ後は、まずはブルゴーニュ・ルージュや村名クラスのピノ・ノワールから試してみると、作中で描かれる「第十の使徒」の世界に近づきやすくなります。