『マリアージュ ~神の雫 最終章~』第12巻では、イタリアン・バール「テルツォ」の再建編がひとつの山場を迎えます。
神咲雫は、元「ビストロ9」の原島をテルツォに招き、屋敷シェフの料理とワインのマリアージュによって、ふたりの関係を再び近づけようとします。
前菜、蕎麦のパスタ、チーズ、そして屋敷と美咲の関係に関わるワインまで、料理だけでなく人間関係をつなぐワインが多く登場する巻です。
後半では、物語が中華料理とのマリアージュへ進みます。遠峰一青は台湾へ、雫は横浜中華街へ向かい、酢豚や北京ダックに合わせるワインが登場します。
この記事では、『マリアージュ ~神の雫 最終章~』第12巻に登場した主なワインを一覧で整理し、それぞれの特徴や登場シーンをわかりやすく紹介します。
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『マリアージュ ~神の雫 最終章~』第12巻に登場した主なワイン一覧
| ワイン名 | ヴィンテージ | 生産者 | 産地 | 種類 |
|---|---|---|---|---|
| Tシリーズ・スパークリング | N.V. | タルターニ | オーストラリア・ヴィクトリア | 泡・白 |
| ヴァン・ブレバン | N.V. | キュヴェ・ローラン | フランス・プロヴァンス | 泡・白 |
| イル・プーモ・ソーヴィニヨン・マルヴァジア | 2014 | カンティーネ・サン・マルツァーノ | イタリア・プーリア | 白 |
| カサス・デル・ボスケ・ピノ・ノワール・アーリー・リリース | 2013 | カサス・デル・ボスケ | チリ | 赤 |
| カ・ブリオーネ・テッラッツェ・レティケ・ディ・ソンドリオ | 2015 | ニーノ・ネグリ | イタリア・ロンバルディア | 白 |
| フランチャコルタ・ゼロ・ヴィンテージ | 2010 | コンタディ・カスタルディ | イタリア・ロンバルディア | 泡・白 |
| バローロ | 2006 | セッラデナリ | イタリア・ピエモンテ | 赤 |
| カンポ・デイ・ジーリ・アマローネ・デッラ・ヴァルポリチェッラ | 2006 | テヌータ・サンアントニオ | イタリア・ヴェネト | 赤 |
| コート・ロティ・ブリュヌ・エ・ブロンド | 2010 | E・ギガル | フランス・ローヌ | 赤 |
| キュヴェ・シネマ・ピノ・ノワール | 2015 | クリスタルム | 南アフリカ・ウエスタンケープ | 赤 |
| パルティーダ・ペドレル・ロサート | 2013 | ルネ・バルビエJr.&サラ・ペレス | スペイン・プリオラート | ロゼ |
『マリアージュ ~神の雫 最終章~』第12巻に登場した主なワイン詳細
Tシリーズ・スパークリング N.V.|タルターニ
タルターニは、オーストラリア・ヴィクトリア州のワイナリーです。Tシリーズ・スパークリングは、爽やかな泡と親しみやすい果実味を楽しめるスパークリングワインです。
食前酒としてはもちろん、野菜料理や魚介の前菜にも合わせやすいタイプです。
Tシリーズ・スパークリング N.V.|タルターニ
同じ銘柄・別ヴィンテージを含む商品が表示される場合があります。
ヴァン・ブレバン N.V.|キュヴェ・ローラン
ヴァン・ブレバンは、フランス・プロヴァンスのスパークリングワインです。軽やかで爽やかな味わいが特徴で、前菜や野菜料理に合わせやすい一本です。
第11巻に続き、テルツォの前菜用ワインとして登場します。
ヴァン・ブレバン N.V.|キュヴェ・ローラン
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イル・プーモ・ソーヴィニヨン・マルヴァジア 2014|カンティーネ・サン・マルツァーノ
イル・プーモ・ソーヴィニヨン・マルヴァジアは、イタリア・プーリア州の白ワインです。
ソーヴィニヨン・ブランの爽やかさと、マルヴァジアの華やかな香りを併せ持ち、前菜や軽い魚介料理に合わせやすい味わいです。
イル・プーモ・ソーヴィニヨン・マルヴァジア 2014|カンティーネ・サン・マルツァーノ
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カサス・デル・ボスケ・ピノ・ノワール・アーリー・リリース 2013
カサス・デル・ボスケは、チリの冷涼産地であるカサブランカ・ヴァレーの生産者です。ピノ・ノワール・アーリー・リリースは、軽やかな果実味と酸を楽しめる赤ワインです。
重すぎない赤ワインなので、前菜や軽めの肉料理にも合わせやすいタイプです。
カサス・デル・ボスケ・ピノ・ノワール・アーリー・リリース 2013
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カ・ブリオーネ・テッラッツェ・レティケ・ディ・ソンドリオ 2015|ニーノ・ネグリ
ニーノ・ネグリは、イタリア・ロンバルディア州ヴァルテッリーナの名門生産者です。カ・ブリオーネは、山岳地帯の冷涼な気候を感じさせる白ワインです。
酸とミネラル感があり、香りにも複雑さがあります。繊細な料理や、香りを活かしたパスタと相性を考えやすいワインです。
カ・ブリオーネ・テッラッツェ・レティケ・ディ・ソンドリオ 2015|ニーノ・ネグリ
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フランチャコルタ・ゼロ・ヴィンテージ 2010|コンタディ・カスタルディ
フランチャコルタは、イタリア・ロンバルディア州で造られる高品質なスパークリングワインです。瓶内二次発酵で造られ、シャンパーニュに近い本格的な泡を楽しめます。
コンタディ・カスタルディのゼロ・ヴィンテージは、辛口で引き締まった味わいを持つスパークリングワインです。
フランチャコルタ・ゼロ・ヴィンテージ 2010|コンタディ・カスタルディ
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バローロ 2006|セッラデナリ
バローロは、イタリア・ピエモンテ州を代表する高級赤ワインです。ネッビオーロから造られ、力強いタンニン、複雑な香り、長い余韻が特徴です。
熟成によってさらに奥行きが増すワインで、肉料理や香りのある料理と相性を考えやすい一本です。
バローロ 2006|セッラデナリ
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カンポ・デイ・ジーリ・アマローネ・デッラ・ヴァルポリチェッラ 2006|テヌータ・サンアントニオ
アマローネ・デッラ・ヴァルポリチェッラは、イタリア・ヴェネト州を代表する赤ワインです。陰干ししたブドウを使って造られ、濃厚な果実味、アルコールのボリューム、深い余韻を持ちます。
カンポ・デイ・ジーリは、テヌータ・サンアントニオが造る力強く豊かなアマローネです。
カンポ・デイ・ジーリ・アマローネ・デッラ・ヴァルポリチェッラ 2006|テヌータ・サンアントニオ
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コート・ロティ・ブリュヌ・エ・ブロンド 2010|E・ギガル
コート・ロティは、フランス・ローヌ地方北部を代表するシラーの名産地です。ギガルのブリュヌ・エ・ブロンドは、力強さとエレガンスを兼ね備えた赤ワインです。
スパイス感や黒系果実の香りがあり、肉料理や香りの強い料理に合わせやすいタイプです。
コート・ロティ・ブリュヌ・エ・ブロンド 2010|E・ギガル
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キュヴェ・シネマ・ピノ・ノワール 2015|クリスタルム
クリスタルムは、南アフリカの注目生産者です。キュヴェ・シネマ・ピノ・ノワールは、冷涼感のあるピノ・ノワールで、果実味、酸、繊細な香りのバランスが魅力です。
南アフリカのピノ・ノワールの中でも、上品で洗練された印象を持つワインです。
キュヴェ・シネマ・ピノ・ノワール 2015|クリスタルム
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パルティーダ・ペドレル・ロサート 2013|ルネ・バルビエJr.&サラ・ペレス
パルティーダ・ペドレル・ロサートは、スペイン・カタルーニャのワインです。ルネ・バルビエJr.とサラ・ペレスによる造り手の個性が反映された、力強さを持つロゼワインです。
ロゼでありながら、食事にしっかり寄り添う骨格があり、北京ダックのような旨みと脂を持つ料理にも合わせやすいタイプです。
パルティーダ・ペドレル・ロサート 2013|ルネ・バルビエJr.&サラ・ペレス
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第12巻で特に注目したいワイン
フランチャコルタ・ゼロ・ヴィンテージ 2010
テルツォ編の中で、蕎麦のパスタに合わせるスパークリングワインとして登場します。
フランチャコルタはイタリアの高品質な泡として知られ、シャンパーニュとは違う魅力を楽しめる一本です。
バローロ 2006|セッラデナリ
原島と屋敷の記憶に関わるマリアージュの中で登場する赤ワインです。
熟成感のあるバローロは、料理だけでなく、時間や信頼を感じさせる第12巻らしいワインです。
コート・ロティ・ブリュヌ・エ・ブロンド 2010
中華料理とのマリアージュにおいて、香醋を使った酢豚と合わせるワインとして登場します。
シラーのスパイス感と料理の酸味・旨みが結びつく、意外性のある組み合わせです。
キュヴェ・シネマ・ピノ・ノワール 2015
北京ダックに合わせるワインとして登場します。
南アフリカのピノ・ノワールと北京料理という組み合わせが、第12巻後半の中華料理マリアージュ編を象徴しています。
『マリアージュ ~神の雫 最終章~』第12巻のワインを楽しむなら
第12巻のワインを楽しむなら、まずはイタリア料理とワインの組み合わせから試すのがおすすめです。
魚介の前菜やカルパッチョには、タルターニ・Tやヴァン・ブレバンのような爽やかなスパークリングワインが合わせやすいです。
蕎麦のパスタのように香りのある料理には、カ・ブリオーネのようなミネラル感のある白ワインや、フランチャコルタのような辛口スパークリングワインを選ぶと、料理の繊細さを引き立てやすくなります。
熟成感のある赤ワインを楽しみたい方は、バローロを選ぶと第12巻のテルツォ編らしい雰囲気を感じられます。
中華料理に合わせるなら、酢豚にはローヌのシラー、北京ダックにはピノ・ノワールや骨格のあるロゼワインを試してみると面白いです。
北京ダックの脂や甘辛いソースには、軽すぎない赤ワインやロゼワインがよく合います。第12巻は、中華料理とワインの可能性を知る入口としても楽しめる巻です。
まとめ
『マリアージュ ~神の雫 最終章~』第12巻は、テルツォ再建編の集大成と、中華料理マリアージュ編への入り口が描かれる巻です。
登場するワインは、タルターニ・T、ヴァン・ブレバン、イル・プーモ、カサス・デル・ボスケ、カ・ブリオーネ、フランチャコルタ・ゼロ、セッラデナリのバローロ、テヌータ・サンアントニオのアマローネ、ギガルのコート・ロティ、クリスタルムのキュヴェ・シネマ、パルティーダ・ペドレル・ロサートなどです。
前半では、テルツォの料理とワインが人間関係をつなぐ役割を果たします。後半では、酢豚や北京ダックとワインの組み合わせが描かれ、中華料理にもワインを合わせられることが示されます。
『マリアージュ ~神の雫 最終章~』第12巻を読むと、ワインは料理の味を引き立てるだけでなく、人の記憶や関係性をほどく力を持つものだと感じられるはずです。