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ソムリエール 第2巻のワインリスト|登場ワイン・詳細・登場シーンを解説

『ソムリエール』第2巻では、樹カナがレストラン「レスポワール」で働きながら、ワインを通じて人の心に寄り添っていく姿が描かれます。
第2巻に登場するワインは、ドン・ペリニヨン、シャトー・ディケム、シャトー・オー・バイイ、マランジュ、フラワーズのシャルドネ、サン・ジョセフ、クローズ・エルミタージュなどです。
母と娘のすれ違い、同窓会でついた小さな嘘、バレンタインデーの約束、離婚しかけた夫婦、そしてカナの父の過去につながるエピソードまで、ワインがそれぞれの物語の鍵になります。
この記事では、『ソムリエール』第2巻に登場したワインを一覧で整理し、それぞれの特徴や登場シーンをわかりやすく紹介します。
※当サイトでは商品紹介リンクを掲載しています。
※20歳未満の飲酒は法律で禁止されています。

目次

『ソムリエール』第2巻に登場した主なワイン一覧

ワイン名ヴィンテージ生産者産地種類
ドン・ペリニヨン1990モエ&シャンドンフランス・シャンパーニュ泡・白
シャトー・ディケム1990シャトー・ディケムフランス・ボルドー白・甘口
シャトー・オー・バイイ2004シャトー・オー・バイイフランス・ボルドー
マランジュ2003ドメーヌ・デ・ルージュ・クーフランス・ブルゴーニュ
シャルドネ アンドリーン・ゲール・キュヴェ2001フラワーズアメリカ・カリフォルニア
サン・ジョセフ1998ダール・エ・リボフランス・ローヌ
クローズ・エルミタージュ1990ドメーヌ・ド・タラベールフランス・ローヌ

『ソムリエール』第2巻に登場した主なワイン詳細

ドン・ペリニヨン 1990

ドン・ペリニヨンは、モエ&シャンドンが手がける高級シャンパーニュです。世界的な知名度を持ち、特別な日のワインとしてもよく知られています。

1990年はシャンパーニュの優良ヴィンテージのひとつで、熟成によるふくよかさや複雑さを楽しめる年です。

特別編「ワインの心得」で、ネランがワインの説明をする時に持っていたワインとして登場します。
フランスのワインショップでアルバイトをするカナと、彼女に好意を持つジャンのエピソードの中で使われます。

ドン・ペリニヨン 1990|モエ&シャンドン

同じ銘柄・別ヴィンテージを含む商品が表示される場合があります。


シャトー・ディケム 1990

シャトー・ディケムは、フランス・ボルドー地方ソーテルヌを代表する世界最高峰の貴腐ワインです。

濃密な甘み、上品な酸、蜂蜜やアプリコットを思わせる複雑な香りを持ち、長期熟成にも耐える特別な白ワインです。

特別編「ワインの心得」で、ジャンがカナに質問するために選んだワインとして登場します。
世界的に有名な甘口ワインであり、ワインを学ぶうえでも象徴的な存在として扱われます。

シャトー・ディケム 1990

同じ銘柄・別ヴィンテージを含む商品が表示される場合があります。


シャトー・オー・バイイ 2004

シャトー・オー・バイイは、フランス・ボルドー地方ペサック・レオニャンの格付けシャトーです。カベルネ・ソーヴィニヨンを中心に、メルローやカベルネ・フランをブレンドして造られます。

気品のある香り、しなやかなタンニン、落ち着いた果実味を持つ赤ワインです。派手さよりも、時間をかけて良さが伝わるタイプのボルドーワインといえます。

「シャトレーヌ」で、レスポワールのスーシェフ・村瀬由美と、その母親のエピソードに登場します。
村瀬の母は、かつて家業である村瀬ガラスを守るために懸命に働いてきました。しかし、その思いは娘にうまく伝わらず、親子の間には深い誤解が生まれています。
支配人が村瀬の母に贈ったワインが、シャトー・オー・バイイです。一度は苦境に立たされながらも再興したシャトーの物語が、母娘の関係と重なります。

シャトー・オー・バイイ 2004

同じ銘柄・別ヴィンテージを含む商品が表示される場合があります。


マランジュ 2003|ドメーヌ・デ・ルージュ・クー

マランジュは、ブルゴーニュ地方の赤ワイン産地です。ピノ・ノワールから造られ、ブルゴーニュらしい香りと果実味を持ちながら、比較的親しみやすいワインも見つかります。

ドメーヌ・デ・ルージュ・クーは、ブルゴーニュで自然な造りを大切にする生産者として知られています。

「ワインの嘘」で、レスポワールのフロア担当・南杏里と、同窓会で再会した杉浦のエピソードに登場します。
南は杉浦に対して、自分をシェフ・ソムリエールだと偽ってしまいます。カナたちに助けられながら接客する中で、かつて2人が渡り鳥を助けた思い出に合わせて選ばれたのが、このマランジュです。
ワインを通じて、杉浦もまた過去の嘘を告白します。小さな嘘と、そこに隠れていた本当の気持ちがほどけていく場面です。

マランジュ 2003|ドメーヌ・デ・ルージュ・クー

同じ銘柄・別ヴィンテージを含む商品が表示される場合があります。


シャルドネ アンドリーン・ゲール・キュヴェ 2001|フラワーズ

フラワーズは、アメリカ・カリフォルニア州ソノマの生産者です。冷涼な気候を生かしたシャルドネやピノ・ノワールで知られています。

アンドリーン・ゲール・キュヴェは、フラワーズのシャルドネの中でも、家族への感謝や思いが込められた特別なワインとして登場します。

「ワインの花束」で、レスポワールにワインを卸しているアトラス・リカーの大下由里が、バレンタインデーに予約したワインとして登場します。
大下はバレンタインの約束より仕事を優先してしまい、恋人との関係がこじれてしまいます。カナは、このワインが造られる背景を恋人に語り、ワインに込められた家族への感謝を伝えます。
2001年というヴィンテージにも意味があり、恋人は大下の思いに気づいて彼女を追いかけます。

シャルドネ アンドリーン・ゲール・キュヴェ 2001|フラワーズ

同じ銘柄・別ヴィンテージを含む商品が表示される場合があります。


サン・ジョセフ 1998|ダール・エ・リボ

サン・ジョセフは、フランス・ローヌ地方北部の赤ワインです。シラーから造られ、黒系果実、スパイス、土や鉄を思わせるニュアンスを持つワインが多く見られます。

ダール・エ・リボは、自然派の造り手として知られ、個性的で時間とともに表情を変えるワインを造ります。

「開くワイン」で、離婚しかけている夫婦と、その息子のエピソードに登場します。
カナは、少年の両親にこのサン・ジョセフをサーブします。最初は閉じていて美味しく感じられないワインですが、時間が経つにつれて香りと味わいが開いていきます。
カナは、ワインと同じように人の心も開くのに時間が必要だと伝えます。第2巻の中でも特に印象的なマリアージュならぬ「心の開き」を描く一本です。


クローズ・エルミタージュ 1990|ドメーヌ・ド・タラベール

クローズ・エルミタージュは、フランス・ローヌ地方北部の赤ワインです。サン・ジョセフと同じくシラーから造られ、スパイス感や力強い果実味を楽しめます。

ドメーヌ・ド・タラベールは、クローズ・エルミタージュを代表するキュヴェとして知られています。熟成によって、若い頃とは違う落ち着きや複雑さが現れます。

「過去の扉」で、カナと片瀬がワイン評論家・箕島亮一のテイスティングパーティーに参加する場面で登場します。
片瀬は、過去に箕島が高く評価しなかったワインをあえてテイスティングさせます。時間を経てワインが良くなっていることを示す一本であり、カナの父の過去へつながる重要な場面でもあります。

クローズ・エルミタージュ 1990|ドメーヌ・ド・タラベール

同じ銘柄・別ヴィンテージを含む商品が表示される場合があります。


第2巻で特に注目したいワイン

シャトー・オー・バイイ 2004

第2巻で特に印象的なのが、村瀬母娘のエピソードに登場するシャトー・オー・バイイです。

一度は苦境に立たされながらも再興したシャトーの物語が、家業を守り続けた母の人生と重なります。ワインの背景を知ることで、人の思いが伝わる『ソムリエール』らしい一本です。

サン・ジョセフ 1998

「開くワイン」というエピソードを象徴するワインです。

最初は閉じていても、時間をかければ香りが開く。ワインの変化を、夫婦の心の変化と重ねる構成が美しく、第2巻の中でも読者の印象に残りやすい一本です。

シャルドネ アンドリーン・ゲール・キュヴェ 2001

バレンタインデーのすれ違いを描くエピソードに登場します。

単なる白ワインではなく、造り手の家族への思いが込められたワインとして紹介され、恋人同士の関係をつなぎ直す役割を持っています。

『ソムリエール』第2巻のワインを楽しむなら

第2巻のワインを楽しむなら、まずはボルドー、ブルゴーニュ、ローヌの赤ワインを意識して選ぶのがおすすめです。

シャトー・オー・バイイが気になる方は、ペサック・レオニャンやグラーヴの赤ワインを探してみるとよいでしょう。カベルネ・ソーヴィニヨン主体で、落ち着いた香りやしなやかなタンニンを楽しめます。

マランジュが気になる方は、ブルゴーニュのピノ・ノワールを選ぶと雰囲気を楽しみやすくなります。高額な村名ワインでなくても、ブルゴーニュ・ルージュやコート・ド・ボーヌ周辺のワインから試すのもおすすめです。

サン・ジョセフやクローズ・エルミタージュが気になる方は、ローヌ地方のシラーを選んでみてください。スパイス感や土っぽさ、時間とともに開いていく味わいが楽しめます。

フラワーズのシャルドネが気になる方は、カリフォルニアのシャルドネを選ぶとよいでしょう。樽のニュアンスが強すぎない、冷涼産地のシャルドネを選ぶと、第2巻の雰囲気に近づきやすくなります。

まとめ

『ソムリエール』第2巻は、ワインを通じて親子、恋人、夫婦、そして過去の因縁が描かれる巻です。

登場するワインは、ドン・ペリニヨン、シャトー・ディケム、シャトー・オー・バイイ、マランジュ、フラワーズのシャルドネ、サン・ジョセフ、クローズ・エルミタージュなどです。

特に、シャトー・オー・バイイは母娘の再生、サン・ジョセフは夫婦の心が開く時間、フラワーズのシャルドネは恋人同士のすれ違いを象徴するワインとして描かれます。

『ソムリエール』第2巻では、ワインの味わいだけでなく、その背景にある造り手の物語や、人の心に寄り添う力が大切に描かれています。第1巻に続き、樹カナというソムリエールの魅力がより深く伝わる一冊です。

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