『マリアージュ ~神の雫 最終章~』第16巻では、中華料理とワインのマリアージュ対決に向けて、雫のもとに懐かしいメンバーたちが集まります。
石河兄弟、河原毛部長、本間長介、鈴香、高杉、クリスたちが、それぞれ小籠包、北京ダック、フカヒレに合うワインを持ち寄り、ビストロ9はまるでワイン研究会のような雰囲気になります。
物語後半では、雫と遠峰一青による中華マリアージュ対決が本格的に始まります。第16巻では、小籠包と北京ダックに合わせるワインが登場し、それぞれの料理に対して、まったく異なる解釈のマリアージュが描かれます。
この記事では、『マリアージュ ~神の雫 最終章~』第16巻に登場したワインを一覧で整理し、それぞれの特徴や登場シーンをわかりやすく紹介します。
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『マリアージュ ~神の雫 最終章~』第16巻に登場した主なワイン一覧
| ワイン名 | ヴィンテージ | 生産者 | 産地 | 種類 |
|---|---|---|---|---|
| シャトー・スミス・オー・ラフィット・ブラン | 1996 | シャトー・スミス・オー・ラフィット | フランス・ボルドー | 白 |
| ステファノ・ルビアナ・ピノ・グリ | 2014 | ステファノ・ルビアナ | オーストラリア・タスマニア | 白 |
| シュロス・フォルラーツ・ラインガウ・リースリング・クーベーアー・トロッケン | 2015 | シュロス・フォルラーツ | ドイツ・ラインガウ | 白 |
| サン・マーニョ・チェザネーゼ・デル・ピーリオ | 2015 | コルテ・デイ・パーピ | イタリア・ラツィオ | 赤 |
| ヴォーヌ・ロマネ・プルミエ・クリュ・クロ・デ・レア | 2009 | ミッシェル・グロ | フランス・ブルゴーニュ | 赤 |
| フォリウム・ヴィンヤード・ピノ・ノワール・リザーヴ | 2015 | フォリウム・ヴィンヤード | ニュージーランド・マールボロ | 赤 |
| ハイド・ド・ヴィレーヌ・イザベル・ピノ・ノワール | 2012 | ハイド・ド・ヴィレーヌ | アメリカ・カリフォルニア | 赤 |
| ポール・ラトー・ランスロット・ピゾーニ・ヴィンヤード・ピノ・ノワール | 2013 | ポール・ラトー | アメリカ・カリフォルニア | 赤 |
| シャトー・ペトリュス | 1995 | シャトー・ペトリュス | フランス・ボルドー | 赤 |
| アコンカグア・アルト・カルメネール | 2015 | エラスリス | チリ・アコンカグア | 赤 |
| シャトー・メルシャン 桔梗ヶ原メルロー | 2002 | シャトー・メルシャン | 日本・長野 | 赤 |
| ドン・ペリニヨン ロゼ | 2004 | モエ・エ・シャンドン | フランス・シャンパーニュ | 泡・ロゼ |
| ル・メニル ブラン・ド・ブラン グラン・クリュ ブリュット | 1990 | ブルーノ・パイヤール | フランス・シャンパーニュ | 泡・白 |
| トラミーナー・リート・ヴォッヘイ・キビッツフェルドエッガー・パムハーゲン | 2015 | シゲティ | オーストリア | 泡・白 |
| ダムナシオン | 2015 | シャトー・ロック・モリアック | フランス・ボルドー | 赤 |
| ピゾーニ・エステート・ピノ・ノワール・サンタルシア・ハイランズ | 2014 | ピゾーニ・ヴィンヤーズ&ワイナリー | アメリカ・カリフォルニア | 赤 |
『マリアージュ ~神の雫 最終章~』第16巻に登場した主なワイン詳細
シャトー・スミス・オー・ラフィット・ブラン 1996
シャトー・スミス・オー・ラフィット・ブランは、ボルドー地方ペサック・レオニャンを代表する白ワインのひとつです。ソーヴィニヨン・ブランやセミヨンを主体に造られ、豊かな香り、厚みのある味わい、熟成による複雑さを楽しめます。
ボルドーというと赤ワインの印象が強いですが、上質な白ワインも非常に魅力的です。特に熟成した白ボルドーは、果実味だけでなく、ナッツや蜜、ハーブのようなニュアンスが重なります。
シャトー・スミス・オー・ラフィット・ブラン 1996
同じ銘柄・別ヴィンテージを含む商品が表示される場合があります。
ステファノ・ルビアナ・ピノ・グリ 2014
ステファノ・ルビアナは、オーストラリア・タスマニアの生産者です。冷涼なタスマニアは、繊細で酸のきれいな白ワインやスパークリングワインの産地として注目されています。
ピノ・グリは、ほどよい厚みと果実味を持つ白ワインです。小籠包の肉汁や皮のやわらかさに対して、やさしく寄り添うタイプのワインとして楽しめます。
ステファノ・ルビアナ・ピノ・グリ 2014
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シュロス・フォルラーツ・ラインガウ・リースリング・クーベーアー・トロッケン 2015
シュロス・フォルラーツは、ドイツ・ラインガウを代表する名門ワイナリーです。ラインガウのリースリングは、きれいな酸、ミネラル感、白い花や柑橘を思わせる香りが魅力です。
トロッケンは辛口タイプを意味します。甘口の印象があるドイツワインですが、辛口リースリングは食事に合わせやすく、中華料理の油分や旨味にもよく合います。
シュロス・フォルラーツ・ラインガウ・リースリング・クーベーアー・トロッケン 2015
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サン・マーニョ・チェザネーゼ・デル・ピーリオ 2015
サン・マーニョ・チェザネーゼ・デル・ピーリオは、イタリア・ラツィオ州の赤ワインです。チェザネーゼはラツィオを代表する黒ブドウ品種で、果実味、スパイス感、ほどよい力強さを持っています。
北京ダックの甘辛いソースや香ばしい皮には、果実味とスパイス感のある赤ワインがよく合います。重すぎず、料理の風味を受け止めるタイプの赤ワインです。
サン・マーニョ・チェザネーゼ・デル・ピーリオ 2015|コルテ・デイ・パーピ
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ヴォーヌ・ロマネ・プルミエ・クリュ・クロ・デ・レア 2009
ヴォーヌ・ロマネ・プルミエ・クリュ・クロ・デ・レアは、ブルゴーニュの名門ミッシェル・グロが手がける一級畑の赤ワインです。
ヴォーヌ・ロマネらしい華やかな香り、しなやかな口当たり、奥行きのある味わいが魅力です。北京ダックの香ばしさや甘みと、ピノ・ノワールの上品な果実味が重なり合う組み合わせです。
ヴォーヌ・ロマネ・プルミエ・クリュ・クロ・デ・レア 2009|ミッシェル・グロ
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フォリウム・ヴィンヤード・ピノ・ノワール・リザーヴ 2015
フォリウム・ヴィンヤードは、ニュージーランド・マールボロのワイナリーです。マールボロはソーヴィニヨン・ブランで有名ですが、冷涼な気候を活かしたピノ・ノワールも注目されています。
ニュージーランドのピノ・ノワールは、赤系果実の香り、なめらかな口当たり、ほどよい酸が魅力です。北京ダックの甘辛さや脂に対して、軽やかさと果実味で寄り添います。
フォリウム・ヴィンヤード・ピノ・ノワール・リザーヴ 2015
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ハイド・ド・ヴィレーヌ・イザベル・ピノ・ノワール 2012
ハイド・ド・ヴィレーヌは、カリフォルニアの名門ハイド・ヴィンヤードと、ブルゴーニュの名門ド・ヴィレーヌ家が関わるワイナリーです。
イザベル・ピノ・ノワールは、カリフォルニアらしい果実味と、ブルゴーニュ的なエレガンスをあわせ持つ赤ワインです。北京ダックの力強い旨味に対して、華やかで上品なピノ・ノワールとして楽しめます。
ハイド・ド・ヴィレーヌ・イザベル・ピノ・ノワール 2012
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ポール・ラトー・ランスロット・ピゾーニ・ヴィンヤード・ピノ・ノワール 2013
ポール・ラトーは、カリフォルニアで高品質なピノ・ノワールやシャルドネを手がける生産者です。ピゾーニ・ヴィンヤードは、サンタルシア・ハイランズを代表する名畑として知られています。
凝縮感のある果実味、なめらかな質感、深みのある味わいが特徴です。北京ダックの香ばしい皮や甘いソースに対して、力強くもエレガントに寄り添うワインです。
ポール・ラトー・ランスロット・ピゾーニ・ヴィンヤード・ピノ・ノワール 2013
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シャトー・ペトリュス 1995
シャトー・ペトリュスは、ボルドー右岸ポムロールを代表する最高峰の赤ワインです。メルロー主体のワインとして世界的に有名で、豊かな果実味、なめらかな質感、長い余韻を持っています。
非常に高価で希少なワインですが、メルローの魅力を語るうえでは欠かせない存在です。第16巻では、フカヒレに合わせる候補として登場します。
シャトー・ペトリュス 1995
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アコンカグア・アルト・カルメネール 2015
アコンカグア・アルト・カルメネールは、チリの名門エラスリスが手がける赤ワインです。カルメネールはチリを代表する黒ブドウ品種のひとつで、黒系果実、スパイス、ハーブのようなニュアンスがあります。
しっかりした果実味とやわらかなタンニンを持ち、濃厚な料理にも合わせやすいワインです。フカヒレの旨味やソースの深みに対して、チリワインらしい力強さで応える候補です。
アコンカグア・アルト・カルメネール 2015|エラスリス
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シャトー・メルシャン 桔梗ヶ原メルロー 2002
シャトー・メルシャン 桔梗ヶ原メルローは、日本ワインを代表する銘柄のひとつです。長野県塩尻市の桔梗ヶ原地区で育つメルローから造られ、繊細さと深みをあわせ持つ赤ワインとして知られています。
日本ワインらしい丁寧な造りと、メルローのなめらかな質感が魅力です。フカヒレの上品な旨味に対して、過度に主張しすぎず、料理に寄り添うワインとして楽しめます。
ドン・ペリニヨン ロゼ 2004
ドン・ペリニヨン ロゼは、シャンパーニュを代表する高級ロゼ・シャンパーニュです。華やかな香り、きめ細かな泡、ロゼならではの赤系果実のニュアンスが魅力です。
通常の白いシャンパーニュよりも、ロゼは料理との相性の幅が広く、肉料理や中華料理にも合わせやすいタイプです。
ル・メニル ブラン・ド・ブラン グラン・クリュ ブリュット 1990|ブルーノ・パイヤール
ル・メニル ブラン・ド・ブラン グラン・クリュは、ブルーノ・パイヤールが手がけるシャンパーニュです。ブラン・ド・ブランはシャルドネから造られるシャンパーニュで、繊細な酸、ミネラル感、長い余韻が特徴です。
1990年という熟成ヴィンテージであり、若いシャンパーニュにはない深みや複雑さも感じられます。小籠包の熱々の肉汁や皮のやわらかさに、熟成シャンパーニュの奥行きが重なります。
ル・メニル ブラン・ド・ブラン グラン・クリュ ブリュット 1990|ブルーノ・パイヤール
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トラミーナー・リート・ヴォッヘイ・キビッツフェルドエッガー・パムハーゲン 2015|シゲティ
こちらは、オーストリアのシゲティが手がけるスパークリングワインです。ゲヴュルツトラミネール系の香りを持つワインで、華やかでアロマティックな印象が特徴です。
小籠包の肉汁や生姜、香味のニュアンスに対して、香り高いスパークリングワインがやわらかく重なります。シャンパーニュとは違う方向から中華料理に寄り添う一本です。
トラミーナー・リート・ヴォッヘイ・キビッツフェルドエッガー・パムハーゲン 2015|シゲティ
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ダムナシオン 2015|シャトー・ロック・モリアック
ダムナシオンは、フランス・ボルドーのシャトー・ロック・モリアックが手がける赤ワインです。カベルネ・フランを主体としたワインで、果実味、スパイス感、しなやかなタンニンを持っています。
北京ダックの甘いタレ、香ばしい皮、肉の旨味に対して、カベルネ・フランの香りと骨格がよく合います。高級ワインだけに頼らず、料理との相性で勝負するタイプの一本です。
ダムナシオン 2015|シャトー・ロック・モリアック
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ピゾーニ・エステート・ピノ・ノワール・サンタルシア・ハイランズ 2014
ピゾーニ・エステート・ピノ・ノワールは、アメリカ・カリフォルニアのサンタルシア・ハイランズで造られる赤ワインです。ピゾーニは、この地域を代表する高品質なピノ・ノワールの造り手として知られています。
濃密な果実味、しっかりした骨格、なめらかな質感を持ちながら、ピノ・ノワールらしい華やかさもあります。北京ダックの香ばしさや甘いソースに対して、堂々とした存在感で受け止めるワインです。
ピゾーニ・エステート・ピノ・ノワール・サンタルシア・ハイランズ 2014|ピゾーニ・ヴィンヤーズ&ワイナリー
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第16巻で特に注目したいワイン
ル・メニル ブラン・ド・ブラン グラン・クリュ ブリュット 1990
小籠包に雫が合わせた熟成シャンパーニュです。
小籠包の肉汁や皮の食感に、シャンパーニュの泡、酸、熟成感を合わせる発想が印象的です。中華料理にシャンパーニュを合わせる楽しさを感じられる一本です。
トラミーナー・リート・ヴォッヘイ・キビッツフェルドエッガー・パムハーゲン 2015
小籠包に一青が合わせたオーストリアのスパークリングワインです。
華やかな香りを持つ品種のワインを小籠包に合わせることで、シャンパーニュとは異なるやさしいマリアージュが生まれます。第16巻の小籠包対決を象徴する一本です。
ダムナシオン 2015
北京ダックに一青が合わせたボルドー赤ワインです。
カベルネ・フラン主体の香りや骨格が、北京ダックの甘辛い味わいと重なります。比較的現実的に探しやすいボルドーワインとしても注目しやすい一本です。
ピゾーニ・エステート・ピノ・ノワール・サンタルシア・ハイランズ 2014
北京ダックに雫が合わせたカリフォルニアのピノ・ノワールです。
ブルゴーニュではなく、カリフォルニアの力強いピノ・ノワールを北京ダックに合わせるところが印象的です。香ばしさ、脂、甘みを受け止める赤ワインとして、非常に魅力的な組み合わせです。
シャトー・メルシャン 桔梗ヶ原メルロー 2002
フカヒレに合わせる候補として登場する日本ワインです。
ペトリュスのような世界的高級ワインと並んで、日本のメルローが候補に入るところに、第16巻らしい面白さがあります。日本ワインに興味を持つきっかけにもなる一本です。
『マリアージュ ~神の雫 最終章~』第16巻のワインを楽しむなら
第16巻のテーマは、中華料理とワインの組み合わせです。
小籠包に合わせるなら、まずは辛口のスパークリングワインやリースリングを選ぶと楽しみやすくなります。泡の爽快感や酸が、肉汁や皮の食感を引き立ててくれます。
香りの華やかさを楽しみたい場合は、ゲヴュルツトラミネールやトラミナー系の白ワイン、スパークリングワインもおすすめです。生姜や香味野菜のニュアンスと重なりやすく、中華料理との相性を感じやすいタイプです。
北京ダックに合わせるなら、ピノ・ノワールが有力な候補になります。ブルゴーニュ、ニュージーランド、カリフォルニアなど、産地によって印象が変わるため、同じ料理に複数のピノ・ノワールを合わせてみるのも面白い楽しみ方です。
甘辛いソースや香ばしい皮をしっかり受け止めたい場合は、カベルネ・フランやメルロー主体のボルドーワインも向いています。重すぎない赤ワインを選ぶと、料理とのバランスが取りやすくなります。
フカヒレに合わせるなら、メルロー主体の赤ワインや、なめらかな口当たりの赤ワインを選ぶと、上品な旨味に寄り添いやすくなります。高級ワインにこだわらなくても、ボルドー右岸タイプや日本のメルローから探すと、第16巻の雰囲気を楽しめます。
まとめ
『マリアージュ ~神の雫 最終章~』第16巻では、中華料理とワインのマリアージュが本格的に描かれます。
登場するワインは、シャトー・スミス・オー・ラフィット・ブラン、ステファノ・ルビアナ・ピノ・グリ、シュロス・フォルラーツのリースリング、ペトリュス、桔梗ヶ原メルロー、ブルーノ・パイヤールの熟成シャンパーニュ、シゲティのトラミーナー、ダムナシオン、ピゾーニ・エステートなど、非常に多彩です。
小籠包にはスパークリングワインや白ワイン、北京ダックにはピノ・ノワールやボルドー赤、フカヒレにはメルロー系の赤ワインというように、料理ごとにワインの方向性が大きく変わるのが第16巻の魅力です。
特に、雫と一青がそれぞれ小籠包と北京ダックに選ぶワインは、単なる銘柄の勝負ではなく、料理をどう解釈するかという感性の勝負になっています。
『マリアージュ ~神の雫 最終章~』第16巻は、中華料理とワインの組み合わせを考えるうえで、とても参考になる一冊です。