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マリアージュ ~神の雫 最終章~ 第17巻のワインリスト|登場ワイン・詳細・登場シーンを解説

『マリアージュ ~神の雫 最終章~』第17巻では、王大人が仕掛けた中華料理とワインのマリアージュ対決が決着します。
前巻から続く中華対決は、フカヒレの姿煮、そして麻婆豆腐へ。遠峰一青と神咲雫は、それぞれの料理に対してまったく異なるワインを選び、料理の本質をどう捉えるかを競います。
第17巻では、イグレック・ド・シャトー・ディケム、シャトー・クリネ、シャトーヌフ・デュ・パプ・キュヴェ・ローレンス、シャトー・デスクラン ロック・エンジェルなど、料理との相性が強く意識されたワインが登場します。
さらに後半では、「神の雫」をめぐる物語が大きく進み、十二使徒として登場したワインや、神咲豊多香にまつわる重要なワインも再び語られます。
この記事では、『マリアージュ ~神の雫 最終章~』第17巻に登場したワインを一覧で整理し、それぞれの特徴や登場シーンをわかりやすく紹介します。
※当サイトでは商品紹介リンクを掲載しています。
※20歳未満の飲酒は法律で禁止されています。

目次

『マリアージュ ~神の雫 最終章~』第17巻に登場した主なワイン一覧

ワイン名ヴィンテージ生産者産地種類
イグレック・ド・シャトー・ディケム2015シャトー・ディケムフランス・ボルドー
シャトー・クリネ2008シャトー・クリネフランス・ボルドー
シャトーヌフ・デュ・パプ・キュヴェ・ローレンス2009ドメーヌ・デュ・ペゴーフランス・ローヌ
シャトーヌフ・デュ・パプ・キュヴェ・ダ・カポ2000ドメーヌ・デュ・ペゴーフランス・ローヌ
シャトー・デスクラン ロック・エンジェル2017シャトー・デスクランフランス・プロヴァンスロゼ
シャンボール・ミュジニー・プルミエ・クリュ・レザムルーズ2001ジョルジュ・ルーミエフランス・ブルゴーニュ
シャトー・パルメ1999シャトー・パルメフランス・ボルドー
シャトー・ラフルール1994シャトー・ラフルールフランス・ボルドー
シュヴァリエ・モンラッシェ2000ミシェル・コラン・ドレジェフランス・ブルゴーニュ
バローロ・カンヌビ・ボスキス2001ルチアーノ・サンドローネイタリア・ピエモンテ
ザ・イノーギュラル・イレブン・コンフェッションズ・シラーズ2003シネ・クア・ノンアメリカ・カリフォルニア
キュヴェ・エクスキューズ・セックN.V.ジャック・セロスフランス・シャンパーニュ泡・白
ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ2005ポッジョ・ディ・ソットイタリア・トスカーナ
グラン・エシェゾー2002ロベール・シュルグフランス・ブルゴーニュ
セレクシオ・エスペシャル2008フェレール・ボベスペイン・カタルーニャ
シャトー・ディケム1976シャトー・ディケムフランス・ボルドー甘口白
シャトー・ラフィット・ロートシルト1881シャトー・ラフィット・ロートシルトフランス・ボルドー
シネ・クア・ノン1994シネ・クア・ノンアメリカ・カリフォルニア
ヴォーヌ・ロマネ・プルミエ・クリュ・クロ・パラントゥ1978エマニュエル・ルジェフランス・ブルゴーニュ
リシュブール1959アンリ・ジャイエフランス・ブルゴーニュ

『マリアージュ ~神の雫 最終章~』第17巻に登場した主なワイン詳細

イグレック・ド・シャトー・ディケム 2015

イグレック・ド・シャトー・ディケムは、ソーテルヌの頂点として知られるシャトー・ディケムが造る辛口白ワインです。

ディケムといえば甘口貴腐ワインのイメージが強いですが、イグレックはソーヴィニヨン・ブランとセミヨンを主体にした辛口白。豊かな香り、厚みのある果実味、複雑な余韻を持つ特別な白ワインです。

中華マリアージュ対決の三品目、フカヒレの姿煮に遠峰一青が合わせたワインとして登場します。
フカヒレの重厚な白湯スープに対して、厚みと複雑さを持つ白ワインで応える組み合わせです。作中では「生命の螺旋」を思わせるマリアージュとして表現されます。

イグレック・ド・シャトー・ディケム 2015

同じ銘柄・別ヴィンテージを含む商品が表示される場合があります。


シャトー・クリネ 2008

シャトー・クリネは、ボルドー右岸ポムロールの名門シャトーです。メルロー主体の赤ワインで、なめらかな質感、深い果実味、熟成による複雑さを楽しめます。

フカヒレの姿煮に赤ワインを合わせるという選択は意外に感じられますが、ポムロールのメルローが持つやわらかさと奥行きは、濃厚なスープや旨味のある料理とよく響き合います。

フカヒレの姿煮に雫が合わせたワインとして登場します。
遠峰が白ワインを選んだのに対し、雫は赤ワインで勝負します。大地と海が融合するようなイメージで語られ、フカヒレという食材の由来や生命感に迫るマリアージュとして描かれます。

シャトー・クリネ 2008

同じ銘柄・別ヴィンテージを含む商品が表示される場合があります。


シャトーヌフ・デュ・パプ・キュヴェ・ローレンス 2009

シャトーヌフ・デュ・パプ・キュヴェ・ローレンスは、ドメーヌ・デュ・ペゴーが手がけるローヌの赤ワインです。

グルナッシュを主体に、シラーやムールヴェードルなどをブレンドして造られます。熟した果実味、スパイス、野性味、力強い骨格を持ち、濃厚な料理にも負けない存在感があります。

中華マリアージュ対決の四品目、麻婆豆腐に雫が合わせたワインとして登場します。
麻婆豆腐の辛味、豆腐の質感、香辛料の複雑さに対して、南ローヌの力強い赤ワインを合わせる選択です。作中では、古い地図を手に宝の島へ向かうような「冒険のマリアージュ」として描かれます。

シャトーヌフ・デュ・パプ・キュヴェ・ローレンス 2009|ドメーヌ・デュ・ペゴー

同じ銘柄・別ヴィンテージを含む商品が表示される場合があります。


シャトーヌフ・デュ・パプ・キュヴェ・ダ・カポ 2000

シャトーヌフ・デュ・パプ・キュヴェ・ダ・カポは、ドメーヌ・デュ・ペゴーの特別なキュヴェです。『神の雫』本編では第三の使徒として登場した重要なワインでもあります。

非常に凝縮感があり、力強く、熟成によって複雑さを増すローヌワインです。南仏ワインのスケール感を象徴する一本といえます。

キュヴェ・ローレンスの説明の中で、第三の使徒として登場します。
キュヴェ・ダ・カポが造られない年にキュヴェ・ローレンスが造られるという関係性を示す形で語られます。

シャトーヌフ・デュ・パプ・キュヴェ・ダ・カポ 2000|ドメーヌ・デュ・ペゴー

同じ銘柄・別ヴィンテージを含む商品が表示される場合があります。


シャトー・デスクラン ロック・エンジェル 2017

ロック・エンジェルは、プロヴァンスのシャトー・デスクランが手がけるロゼワインです。プロヴァンスは世界的にロゼワインで知られる産地で、淡い色合い、美しい香り、軽やかさと上質感を兼ね備えたワインを多く生み出しています。

ロック・エンジェルは、華やかな香りとほどよい厚みを持つロゼで、辛味や香辛料のある料理にも合わせやすいタイプです。

麻婆豆腐に遠峰一青が合わせたワインとして登場します。
一青は「ニガリ豆腐」で作られた麻婆豆腐を想定してこのワインを選びますが、王大人の仕掛けにより、勝負の前提が大きく揺らぐことになります。作中では、レノンとマッカートニーを思わせる情熱的なマリアージュとして表現されます。

シャトー・デスクラン ロック・エンジェル 2017

同じ銘柄・別ヴィンテージを含む商品が表示される場合があります。


シャンボール・ミュジニー・プルミエ・クリュ・レザムルーズ 2001

シャンボール・ミュジニー・レザムルーズは、ブルゴーニュの中でも非常に人気の高い一級畑です。ジョルジュ・ルーミエが手がけるレザムルーズは、世界中のブルゴーニュ愛好家が憧れるワインです。

華やかで繊細、しなやかで奥行きのある味わいを持ち、ブルゴーニュの美しさを象徴する一本といえます。

「神の雫」七枚の記述争奪戦を終え、遺言状の冒頭が読み上げられる場面で、第一の使徒として登場します。

シャンボール・ミュジニー・プルミエ・クリュ・レザムルーズ 2001|ジョルジュ・ルーミエ

同じ銘柄・別ヴィンテージを含む商品が表示される場合があります。


シャトー・パルメ 1999

シャトー・パルメは、ボルドー・マルゴー村を代表する名門シャトーです。メドック格付けでは第3級ですが、その品質は格付け以上と評されることも多いワインです。

しなやかで官能的な香り、優雅な果実味、熟成による複雑さが魅力です。

第二の使徒として登場します。
『神の雫』本編で重要な役割を持ったワインが、第17巻で改めて振り返られます。

シャトー・パルメ 1999

同じ銘柄・別ヴィンテージを含む商品が表示される場合があります。


シャトーヌフ・デュ・パプ・キュヴェ・ダ・カポ 2000

ドメーヌ・デュ・ペゴーのキュヴェ・ダ・カポは、第三の使徒として登場したローヌの名ワインです。

南ローヌらしい力強さ、熟した果実味、スパイス感を持ち、長期熟成にも耐える大きなスケールのワインです。

第三の使徒として登場します。
麻婆豆腐に合わせたキュヴェ・ローレンスとの関係もあり、第17巻では特に印象に残る使徒ワインです。


シャトー・ラフルール 1994

シャトー・ラフルールは、ボルドー右岸ポムロールを代表する希少なワインです。ペトリュスと並び称されることもある名シャトーで、メルローとカベルネ・フランを主体に造られます。

力強さと気品、奥深い香りを兼ね備えたワインです。

第四の使徒として登場します。
ポムロールの偉大なワインとして、物語全体の中でも重要な位置づけを持つ一本です。

シャトー・ラフルール 1994

同じ銘柄・別ヴィンテージを含む商品が表示される場合があります。


シュヴァリエ・モンラッシェ 2000|ミシェル・コラン・ドレジェ

シュヴァリエ・モンラッシェは、ブルゴーニュを代表する特級白ワインのひとつです。シャルドネから造られ、緊張感のある酸、ミネラル感、長い余韻を持ちます。

ミシェル・コラン・ドレジェは、ブルゴーニュ白ワインの名手として知られる生産者です。

第五の使徒として登場します。
赤ワインが多い使徒の中で、ブルゴーニュ白ワインの頂点級として強い存在感を放つ一本です。

シュヴァリエ・モンラッシェ 2000|ミシェル・コラン・ドレジェ

同じ銘柄・別ヴィンテージを含む商品が表示される場合があります。


バローロ・カンヌビ・ボスキス 2001|ルチアーノ・サンドローネ

バローロ・カンヌビ・ボスキスは、イタリア・ピエモンテの名門ルチアーノ・サンドローネが手がける赤ワインです。

ネッビオーロから造られ、バラやスパイス、赤系果実、力強いタンニンを持ちます。熟成によって非常に複雑な表情を見せるワインです。

第六の使徒として登場します。
フランスワイン中心の流れの中で、イタリアを代表する偉大な赤ワインとして語られます。

バローロ・カンヌビ・ボスキス 2001|ルチアーノ・サンドローネ

同じ銘柄・別ヴィンテージを含む商品が表示される場合があります。


ザ・イノーギュラル・イレブン・コンフェッションズ・シラーズ 2003|シネ・クア・ノン

シネ・クア・ノンは、カリフォルニアの伝説的な生産者です。非常に個性的なラベルや少量生産で知られ、世界中のワイン愛好家から高い人気を集めています。

ザ・イノーギュラル・イレブン・コンフェッションズ・シラーズは、濃密な果実味と圧倒的なスケール感を持つシラーズです。

第七の使徒として登場します。
カリフォルニアワインの中でも、強烈な個性と希少性を持つ一本として印象的です。

ザ・イノーギュラル・イレブン・コンフェッションズ・シラーズ 2003|シネ・クア・ノン

同じ銘柄・別ヴィンテージを含む商品が表示される場合があります。


キュヴェ・エクスキューズ・セック N.V.|ジャック・セロス

ジャック・セロスは、シャンパーニュの世界で非常に高い評価を受ける生産者です。テロワールを重視した個性的なシャンパーニュで知られています。

キュヴェ・エクスキューズ・セックは、シャンパーニュでありながら、甘さや厚み、複雑さを感じさせる特別な一本です。

第八の使徒として登場します。
十二使徒の中でも、シャンパーニュとして異彩を放つワインです。

キュヴェ・エクスキューズ・セック N.V.|ジャック・セロス

同じ銘柄・別ヴィンテージを含む商品が表示される場合があります。


ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ 2005|ポッジョ・ディ・ソット

ポッジョ・ディ・ソットは、イタリア・トスカーナの名門生産者です。ブルネッロ・ディ・モンタルチーノは、サンジョヴェーゼから造られる偉大な赤ワインです。

力強さだけでなく、透明感や上品さもあり、長期熟成によって美しい複雑さを見せます。

第九の使徒として登場します。
イタリアワインの中でも、エレガントで深みのある一本として語られます。

ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ 2005|ポッジョ・ディ・ソット

同じ銘柄・別ヴィンテージを含む商品が表示される場合があります。


グラン・エシェゾー 2002|ロベール・シュルグ

グラン・エシェゾーは、ブルゴーニュの特級畑です。ヴォーヌ・ロマネ周辺に位置し、ピノ・ノワールの華やかさ、力強さ、奥行きを楽しめるワインです。

ロベール・シュルグのグラン・エシェゾーは、ブルゴーニュらしい香りと熟成の魅力を備えています。

第十の使徒として登場します。
ブルゴーニュの特級畑の中でも、存在感のあるワインとして紹介されます。


セレクシオ・エスペシャル 2008|フェレール・ボベ

フェレール・ボベは、スペイン・カタルーニャのプリオラートを代表する生産者のひとつです。セレクシオ・エスペシャルは、凝縮感とミネラル感を持つ力強い赤ワインです。

スペインワインらしい情熱的な果実味と、産地特有の硬質なニュアンスを楽しめます。

第十一の使徒として登場します。
フランス、イタリア、アメリカに続き、スペインの偉大な赤ワインとして物語に登場します。

セレクシオ・エスペシャル 2008|フェレール・ボベ

同じ銘柄・別ヴィンテージを含む商品が表示される場合があります。


シャトー・ディケム 1976

シャトー・ディケムは、ソーテルヌを代表する世界最高峰の甘口貴腐ワインです。極めて長い熟成能力を持ち、蜂蜜、アプリコット、ドライフルーツ、スパイスなどの複雑な香りが重なります。

1976年のディケムは、長い時間を経た熟成甘口ワインとして、非常に特別な存在です。

第十二の使徒として登場します。
十二使徒の最後を飾る、甘口ワインの頂点として語られます。

シャトー・ディケム 1976

同じ銘柄・別ヴィンテージを含む商品が表示される場合があります。


シャトー・ラフィット・ロートシルト 1881

シャトー・ラフィット・ロートシルトは、ボルドー五大シャトーのひとつです。ポイヤックを代表する名門で、気品、繊細さ、長期熟成能力の高さで知られています。

1881年という非常に古いヴィンテージは、ワインが時間を超えて記憶を宿す存在であることを強く感じさせます。

オフィシエの神咲豊多香との回想で登場します。
物語の核心に近づく場面で、豊多香の存在感を改めて印象づけるワインです。

シャトー・ラフィット・ロートシルト 1881

同じ銘柄・別ヴィンテージを含む商品が表示される場合があります。


シネ・クア・ノン 1994

シネ・クア・ノンは、カリフォルニアのカルトワインを代表する生産者です。少量生産で、ヴィンテージごとに異なる名前やラベルを持つことでも知られています。

1994年のシネ・クア・ノンは、ワイン愛好家にとって非常に希少性の高い存在です。

オフィシエの神咲豊多香との回想で登場します。
豊多香がいかに幅広いワインを知り、世界中の名ワインと向き合っていたかを感じさせる一本です。

シネ・クア・ノン 1994

同じ銘柄・別ヴィンテージを含む商品が表示される場合があります。


ヴォーヌ・ロマネ・プルミエ・クリュ・クロ・パラントゥ 1978|エマニュエル・ルジェ

クロ・パラントゥは、ブルゴーニュのヴォーヌ・ロマネにある非常に希少な一級畑です。アンリ・ジャイエとの関わりでも知られ、世界中のブルゴーニュ愛好家が憧れる畑です。

エマニュエル・ルジェが手がけるクロ・パラントゥは、香りの華やかさ、奥深さ、繊細さを兼ね備えています。

オフィシエの神咲豊多香との回想で登場します。
豊多香とブルゴーニュの深いつながりを感じさせる、非常に象徴的なワインです。

ヴォーヌ・ロマネ・プルミエ・クリュ・クロ・パラントゥ 1978|エマニュエル・ルジェ

同じ銘柄・別ヴィンテージを含む商品が表示される場合があります。


リシュブール 1959|アンリ・ジャイエ

リシュブールは、ブルゴーニュのヴォーヌ・ロマネ村にある特級畑です。アンリ・ジャイエが手がけたリシュブールは、ブルゴーニュの歴史の中でも伝説的な存在です。

1959年という熟成ヴィンテージは、長い年月を経たワインだけが持つ深みや静けさを感じさせます。

神咲豊多香が今際の際に飲んでいたワインとして登場します。
『神の雫』本編の始まりにも深く関わる一本であり、第17巻では「最初のワイン、最後のワイン」として物語の原点を思い出させます。

リシュブール 1959|アンリ・ジャイエ

同じ銘柄・別ヴィンテージを含む商品が表示される場合があります。


第17巻で特に注目したいワイン

イグレック・ド・シャトー・ディケム 2015

フカヒレの姿煮に一青が合わせた辛口白ワインです。

ディケムの名を持つ白ワインらしく、厚みと複雑さを備えています。中華の濃厚な白湯スープに対して、軽い白ではなく重厚な白を合わせる発想が印象的です。

シャトー・クリネ 2008

フカヒレの姿煮に雫が合わせた赤ワインです。

ポムロールのメルローを中心とした赤ワインで、海の食材であるフカヒレに「大地」の記憶を重ねるようなマリアージュが描かれます。第17巻の中でも特に重要な一本です。

シャトーヌフ・デュ・パプ・キュヴェ・ローレンス 2009

麻婆豆腐に雫が合わせた南ローヌの赤ワインです。

辛味、香辛料、豆腐の質感に対して、グルナッシュ主体の熟成感ある赤ワインを合わせるところが面白いポイントです。家庭で麻婆豆腐とワインを楽しむときにも、ローヌ系赤ワインは試してみたい選択肢です。

シャトー・デスクラン ロック・エンジェル 2017

麻婆豆腐に一青が合わせたプロヴァンスのロゼワインです。

ロゼワインは中華料理と相性がよく、辛味や油分、香辛料に対して柔軟に寄り添えます。第17巻では、麻婆豆腐とロゼという意外性のある組み合わせとして印象に残ります。

リシュブール 1959|アンリ・ジャイエ

物語の原点を思い出させる重要なワインです。

神咲豊多香が最後に飲んでいたワインとして再登場し、『神の雫』から続く物語がいよいよ核心へ向かっていくことを感じさせます。

『マリアージュ ~神の雫 最終章~』第17巻のワインを楽しむなら

第17巻の中華マリアージュを身近に楽しむなら、まずは料理ごとにワインの方向性を変えてみるのがおすすめです。

フカヒレのような濃厚な旨味のある料理には、厚みのある白ワインや、なめらかなメルロー主体の赤ワインが合いやすくなります。イグレック・ド・シャトー・ディケムのような高級白ワインを用意するのは簡単ではありませんが、ボルドーの辛口白や、樽の効いた白ワインを選ぶと雰囲気を楽しめます。

シャトー・クリネが気になる方は、ポムロールやサンテミリオンなど、ボルドー右岸のメルロー主体の赤ワインを探してみるとよいでしょう。濃厚な中華料理にも合わせやすいタイプが見つかります。

麻婆豆腐に合わせるなら、南ローヌの赤ワインやプロヴァンスのロゼワインがおすすめです。グルナッシュ主体の赤ワインは、香辛料や辛味に負けない果実味とスパイス感があります。

一方で、ロゼワインは辛味や油分を受け止めながら、料理を重くしすぎない便利な選択肢です。麻婆豆腐、酢豚、回鍋肉、餃子など、中華料理全般に合わせやすいワインとして楽しめます。

十二使徒として再登場するワインは高価で希少なものが多いため、無理に同じ銘柄を探す必要はありません。ブルゴーニュ、ボルドー、ローヌ、イタリア、スペインなど、同じ産地や同じ品種のワインから試すことで、第17巻の世界観をより身近に味わえます。

まとめ

『マリアージュ ~神の雫 最終章~』第17巻では、中華料理とワインのマリアージュ対決が決着します。

フカヒレの姿煮には、遠峰一青がイグレック・ド・シャトー・ディケム、神咲雫がシャトー・クリネを合わせます。白ワインと赤ワインという異なるアプローチで、同じ料理に向き合う構図が非常に印象的です。

麻婆豆腐では、雫がシャトーヌフ・デュ・パプ・キュヴェ・ローレンス、一青がシャトー・デスクラン ロック・エンジェルを選びます。赤ワインとロゼワイン、それぞれの可能性が描かれることで、中華料理とワインの組み合わせの幅広さが伝わってきます。

また、第17巻後半では十二使徒のワインや、神咲豊多香にまつわるワインが再登場し、物語はいよいよ「神の雫」そのものへ向かっていきます。

第17巻は、中華マリアージュの集大成であると同時に、『神の雫』から続く大きな物語の核心へ入っていく重要な一冊です。

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